不発連合式バックドロップ

日記と余談です。

歩くのが早い

雨男だけど晴れ男だった

仕事で外の現場によく一緒に行く人と話していたら流れで自分が雨男であると言うと、驚かれて「だっていつも外では晴れるじゃないですか。前の担当の時は雨ばっかで、あなたに変わってから晴れ続きだから、仲間内でも晴れ男なんだねって話しているくらいで」…

建築と曖昧

いつも眠いわりには眠りの深度は浅く、やたらと夢を見る。他人の夢の話ほど興味を覚えない(おもしろくない)ものはないのだが、自分で書き残しておくと後で読み返しておもしろかったりする。私はよく夢を見るけれど、どの夢もほとんど内容は忘れてしまい覚…

オリジナル

本日公開された村上春樹の発売直前の新作についての文章を読んで、何言うてんねん何が言いたいねんという気持ちになったが、一方で影響を受けて自分もこういう文章を書いた事があったなと思い出して一人でダメージを受けて悶えている。この日記のどこかにも…

物語

《もっと遠くへ、高みへ、もっと知らない場所へ、そういう場所に誘ってくれるのが【物語】というものなんじゃないのか?》というツイートを見て、また思い出した。十年以上前、ある小説好きの人と話をしていたらその人が「自分が小説に求めるものは、読み終…

チグハグだった

今日は朝から、いや何なら寝ている時からチグハグな感があった、カミさんが私の呼びかけに全く応じなくて怒る夢を見た。家にいた時は肌寒いのに外を歩き出したら暑くなって、けれど帰る頃にはまた寒くなっていた。会社ではこれは自分の仕事なのか何なのか、…

四月二日、ボウイ、龍一

Amazon prime videoで「デヴィッド・ボウイ 最後の5年間」を見る。5年というのは曲名に合わせたもので実質は晩年の10年くらい。最後まで音楽を作り、そして変わっていこうとした姿に感動。外出して昼飯を食い、いつもの本屋古本屋スーパーを回ってから帰宅、…

記念日

本日三月三日は桃の節句で雛祭り、我々の結婚記念日、そして一緒に住みだして初めてカミさんが鍵をなくした日です。どこやったんや。曰く、外から帰ってきた時は自分で開けて入ったんだから家の中にあるはずだ、とゴミ箱までひっくり返すも出てこない。鍵入…

PCのデフラグをしなくなった

少し前に夢に十年近く前に死んだ猫が出てきた、もふもふしてやった。先日、数年前に亡くなった仕事で親しくしていた人が出てきた、普通に会話をしていた。そろそろ母も出てくるのではないかと思っていたら、ついこのあいだ出てきた、何か話したかは忘れた。…

冬の出会いと別れ

あなたと出会ったのは二〇一九年の冬でした。その一年前に妻が難病になり、あれこれと対応している間に時間が過ぎていき疲れ切っていた私の前にあなたは現れて、冷たくなった心と身体を温めてくれました。すぐさま虜になりましたが、毎日会いに行ってはいけ…

これを何と呼ぶ

定期的にといっていいだろう、SNS上で「男女の友情は成立するのか」という問いが話題になる事がある、今朝もなっていた。自分だけでなく相手次第でもあるので「人による」という身も蓋もないものが答えであろう、なので「するかしないか」であるなら「する」…

鍵は折れない

出掛ける時に玄関に鍵をかける、帰ってきて鍵を開ける時に、毎回持っている鍵をさして回した瞬間、パキンッと音を立てて折れる気がする。そんな事はこれまでに一度もないし、家の鍵以外でも起こった事はないのだけれど、鮮明に映像が浮かんで、音も聞こえて…

ファースト・テイク

いつ始まったかは知らないが、いつの間にか定着していた「THE FIRST TAKE」、たまに好きなバンドやミュージシャンが出るので見ている。一発撮りを売りにしているがライブや生放送のテレビと何が違うのかがいまいちわからない。マイクの前で横から撮るという…

帰りたくない

夜の散歩はカミさんと近所をぶらぶらと歩く、二十〜三十分くらい。一人だったら怪しいオッサンだなぁと思いながらぐるりと回って、だんだん家が近づいてくると、まだ帰りたくないなと少し遠回りをする。一人だったらどこかへ行ってしまいそうだ、行ってしま…

ズレ

一人になりたいなと思う事が増えていて、たまたま今日は会社でも自宅でも一人の時間ができたのでよかったのだけれど、なったからといって何かしたいわけではなく、一人でぼんやりしているだけだった。家で風呂の水を抜いている間、出入り口に座り込んでただ…

踵を踏む女

たとえばゴミ捨てのような短時間の外出で、カミさんは自分の靴の踵を踏んでサンダルのよう履いていく。靴の形が変わっちゃって長持ちしないよと言うと、そうだねとその時は言うけれどやっぱり踵を踏む。すぐそこにサンダルもあるのに。不思議なのはハイカッ…

本が揺れ続けている

あの頃、ジェイムズ・エルロイのいわゆる「暗黒のL.A.」四部作を読もうと思っていて、持っていなかった『ビッグ・ノーウェア』をAmazonで注文していた。それが届くか届かないかと待ちわびている日だった、揺れたのは。だからいつも今日という日を思い出すと…

◯一〇

銀だこの前でたこ焼きをつっつきながら「結婚すっか」と言ったのが十年前の一月二日で、婚姻届を出したのが三月三日だった。何故二ヶ月も空いたのかは忘れてしまった。趣味や性格、生まれ育ちに政治信条、晴れ女と雨男と様々な面で違うのに喧嘩もせずに仲良…

誰かの付箋から

写真も載せたが先日の本屋めぐりで吉増剛造の詩集を買った、現代詩文庫シリーズの一冊。短歌はまだしも詩はいまだに読み方がわからない、読み方本などを含めていろいろ読んでいるがまだ感触が全くない。されど開いたページに、引かれる言葉や一説があれば買…

文旦の黄色

風呂上がりのカミさんが言ってきた。今日も風呂に文旦の皮を入れたのだった。「文旦の事をどう思う?」 「どうって?」 「龍さんは文旦の、あの黄色に何を思う?」 「黄色に、何を」 「おいしかったなとか、皮をお風呂にいれて気持ちがいいとか、猫が嫌がる…

少しだけ死に続ける

四十代でどうのこうのという話題が流行っているようで、前にも書いたが四十を不惑というのは惑うからなのだと改めてよくわかった。読んでいるいくつかのブログでもそのテーマが書かれていた。四十代に入ったばかりの自分としては他人事ではないと思って読む…

二月五日、賢太

カミさんは自転車で動物病院へ行き、その間に私は図書館を往復。昨年とは打って変わった読書熱、とはいえ、勢いづくとすぐに萎むから気合を入れずに、赴くがままに読む。カミさんが戻ってきて一休みしたら、再び外出。モスバーガーで昼を喰って、本屋など寄…

夏の映画館

『孤独のグルメ』シーズン9の群馬県高崎市の回を見ていたらある映画館が出てきた。電気館という名前で、大正にできた建物だというのだが見覚えがある、もしかして一度だけ行った高崎の映画館はここではないか。いや、違うかもしれない、ここはどうやら名画座…

おれは

おれはドゥルーズだ。どう考えてもそうだ。見た目も知らなければ、彼がいつ死んだかも知らない。死んでいないかもしれない。しかし、明白なことがある。それはおれがドゥルーズであるということで、つまり死んだ男が、今、ここにいるのだ。わたしは、いつま…

終わりと散歩の途中

世界の終わりみたいだと言って隣にいる笑った彼女は世界の終わりが好きでそれはバンド名でも名曲のタイトルでもなく世界の終わりのような光景が好きなだけなのかと思ったらやっぱり本当に世界の終わりをどこかで求めているみたいで理由を聞くとだってみんな…

わすれないころしたい

ここを三年前も歩いていたと思い出しながらの道のりで届いた姉からのメールは眉間の皺を寄せてイライラする代物で、それは姉本人ではなくそこに書かれていた内容によるもので、あまり白くならないため息を大きくつきながら会社の忘年会会場に着いた、三年前…

ズタズタ

朝見たiPhoneアプリの天気予報が夜から雨が降ると告げていて今日の帰りは遅いからと雨用のゴアテックス仕様のややゴツメの靴を履いて出かけたのだがこの靴はゴツいだけに歩くとズタズタと音がするというか本当にしているよりもそういう音のイメージがあって…

私が答える「はてなブロガーに10の質問」

だいぶ乗り遅れたが、たまにはこういったものに参加してみる。 ブログ名もしくはハンドルネームの由来は? ブログ名は一回変わって(短くした)、残っている「不発連合」は大学時代に悪友と作ったグループ名です。ハンドルネームは本名を英語に意訳したもの…

訃報が届いた

その人が早晩逝くであろうとは薄々、いやかなり確信を持って予想していたのでショックではないけれど、寂しさがないわけはない、ショックに慣れても寂しさになれる事はない。仕事で知り合った人だが、その人は早期退職をして鎌倉に住み、ドッグトレーナーと…

「配られたカードで勝負するっきゃないのさ、それがどういう意味であれ」

先日買った会社用のマグカップは店でパッと見た瞬間、気に入ったのだが、会社で見たり使ったりすればするほどいいなと思う。数や種類をそろえるよりも気に入った一つを長く使い愛でるタイプなので、物を買う時はわりと慎重に考える方で、かといってひょいと…

たいした人生を歩んでいない

私は平々凡々でとりたてておもしろみのない人生を歩んでいる。他人の過去のやらかした話や冒険譚を聞くたびに、自分にはこういう話がないと思う。改めて私の身に過去に起きた事を他人に話すとそれなりにドラマチックなところもあるようだが、だが話すほとん…