不発連合式バックドロップ

日記と余談です。

体調が良好な時がない

 何だか今日は不調で、気持ちもふわふわ定まらないなぁと思っていたがおそらく低気圧、台風が近づいているからだとわかると少し安心した。していたら、夕飯のバターチキンカレーを喰い終わるや舌に血豆ができていて、噛んだ覚えもなければ硬いものも食べておらず一体何が原因でできたのか、それほど傷は深くないので痛くはないが、何だか凹んでしまった。喘息のぶり返しはまだ気配が残っていて、咳き込む事が増えた。昨年のこの時期の日記を読み返せば、この時よりはマシだとわかるけれど、嫌な気配のまま夏後半に突入しようとしている。

八月一一日、いつからこの日が休日になったんだっけ

 午前中に上司から電話があり、作業中の仕事のはなしをしてから「今日は三時くらいに会社に行くよ」と言われて、こちらが会社に行く事を微塵も疑っていない様子に呆れつつも、実際会社に行くのだからそりゃ疑わないなと一人で納得する。昼過ぎに会社に行き、電話の通り三時頃に上司も来て、あれこれと作業を続ける。自分の持ち分は終わったので、何かありますかと聞いたがなかったので先に帰る。今日からお盆休みという人が多いそうで、姉一家も義兄の実家に行っている。いまの仕事の日程でいうとお盆の時期はいつも忙しく休んだ事はないが、もし休みであっても実家に行っただろうか、墓参りという行事への思いは自分の中には全くない。墓のちゃんとした場所も知らない。亡き母は「しょせん、みんな最後は無縁仏だから」と言っていたのを思い出す、これもまた一つの信仰なのかもしれない。

『ザ・シェフ新章』を読んだ

 Kindle Unlimitedに入っていたので、『ザ ・シェフ新章』を読んだ。そもそもの『ザ ・シェフ』30巻分を読んだのは三年近く前で、その事は日記に書いた。

 『ザ・シェフ』を読んだ - 不発連合式バックドロップ

 新章ねえと思いながら読み始めたが、予想通り弟子のキャラが男から女に変わったくらいでストーリー展開は無印時代と何一つ変わる事なく、今日もどこかで味沢が誰かのトラブルに巻き込まれながらフレンチ料理を作っていた。この次の『ファイナル』はライバルキャラが出てきて争うらしく、一応の新展開があるわけでそちらも読んでみたが、むしろこっちの方がつまらなかった。求めているのは偉大なるマンネリなのかもしれない。だいたいの漫画がそうだろうが、長く連載が続くにつれ顔が変わっていく。味沢も最初はシャープだったのに妙に四角くなった、シャープな方がかっこいいが『新章』ではややコミカルな表情もするようになって、それはちょっとよかった。最初の方の顔を確認するため、超合本が同じくKindle Unlimitedに入っていたのでそれを読み始めたら、まただらだらと次々に読み出してしまった。もしかして私はこの漫画のファンになったのだろうか。

続・風景

 風景 - 不発連合式バックドロップ

 この日記を書いてから一ヶ月半ほど経過したわけだが、懸念した通りになってしまった。つまり、積まれた荷物がいつもの風景となり、とりたてて問題と思えなくなってしまったのである。わりと食器はたくさん持っているので現時点で使えるもので事足りているし、荷物の上を猫が歩いたり寝たりしているのを見ると、このままでもいいのかもなと現状を肯定しそうになってしまうから困る。カミさんと片付けようと何度も話しているのだが、実行に移せない。いつになるやら。下手したらコタツを出すまでこのままだったりする。いや、コタツを出してもこのままだったらどうしよう、どうしようもこうしようも己の決意と行動一つなのだが。

いしいひさいちの新たな傑作

 いしいひさいちののちゃん』の新刊13巻が出る事は知っていたが、忙しさに襲われていたら買うのをすっかり忘れてしまった。漫画は九割くらい電子書籍で買うようになったので、毎日本屋に行くわりには漫画売り場に行かずに店頭に出ていても気づかず、七月からひと月近く経ってようやく購入した。この「ののちゃん」連載内で連載されていた「吉川ロカ」シリーズをご存じだろうか。ファドの歌手を目指す女の子の話で、4コマではあるけれどストーリー漫画である。とり・みきがこれのファンだと公言しているが、私も好きで「ののちゃん」内で時折登場するのを楽しみにしていたのだが、朝日新聞からクレーム(?)がついたのか、いきなり終わってしまった、連載内連載が打ち切りというのは世にも珍しいのでは。本人も残念に思っていたのか、自身の同人誌やHPにちょこちょこと書いていて、このたびそれらをまとめ加筆・修正、追加をして一冊の本になった、それが『ROKA』である。早速注文して、ゆっくり読むつもりがつい一気に読んでしまったのだが、いまさら私のようなものが言うのもなんだが、いしいひさいち、メチャクチャ絵がうまく、何より漫画がうまい。はっきりいって絶品、名作である。ギャグ漫画家歴五十年を迎え、朝日新聞で4コマを一万回以上掲載している巨匠が、こんな青春の、さまざまな感情の渦を描いた漫画を描くとは思わなかった。しかも読み終わった後の余韻といったらない。何よりも確かにいしいひさいちの漫画なのである。もしかしたら現在だからこそ描けたのかもしれない。感動した、ぜひご一読いただきたい。

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八月七日、月落ちる

 昼飯を喰いに外に出るも、終わったらすぐに帰宅。キリンレモンを飲みながらAmazon prime videoで独占配信らしい『ムーンフォール』を見る。陰謀論が真実だったというトンデモSF映画は嫌いではないが、それにしたってずいぶん荒っぽい、大きな嘘のためにもう少し小さな本当を積み重ねてほしい。銭払って映画館で見ていたら文句しか出なかっただろうが、家でだらだらとカミさんとああだこうだ言いながらの鑑賞はそれなりにおもしろいので、まぁいいや。特に興味のない甲子園をつけっぱなしにする、暑い中ようやるなと思いながら何が起こるかわからない試合展開は結構楽しい。『鎌倉殿の13人』、いい夫婦だったなぁ、どんどん人が減っていく。夜の散歩は風が吹くと気持ちよくて、ついつい遠回りをして歩いてしまう。

八月六日、どことなく不調

 買った書斎用の椅子が届いたので組み立てる、と言ってもパーツをはめ込んでいくだけなのですぐさま終了。だらだらと昼過ぎまで過ごしてから外出し、喫茶店で茶と読書。そのまま映画のつもりだったがどうにも気分が乗らず、咳もちょっと出るのでやめて、早めの夕飯を喰って帰宅してしまう。Netflixで昼に途中まで見ていた『ナイト&デイ』を最後まで。久しぶりに見たがオン・オフの使い方、前半後半で見事に反転する構造など、巧妙な一作だなと楽しむ。続けて何故か『ゴッドファーザーPARTⅡ』を再生、『Ⅰ』は年に一回くらい見ているが『Ⅱ』は久し振り、当然おもしろい。さすがに最後までは見られず途中三分の一くらいまで。こうやって途切れ途切れで映画を見ていいものかなぁといまだにちょっと迷う。八月六日、言うまでもない日である、同時に二年前のひろしまタイムラインの件を思い出す、正確に言うとひろしまタイムラインについて書いた自分の日記の言葉を。