不発連合式バックドロップ

日記と余談です。

食欲が薄くなっていて我ながら心配

 何度か書いているけれど体調が悪いとそれだけが自分の全てになってしまい、ここでもその事ばかりを書いてしまうのでいかんなぁと思いつつ他に書きたい事もパッと出てこないのでやっぱりそれを書く。今日は大病院の耳鼻科に行き診察、点鼻薬をもらう、薬が増えていくなぁ。通っている大病院は我が駅から数駅離れた駅から十分ほど歩いたところにあって、中でもあっちこっちと動くので、大病院にしょっちゅう来られる人は元気なのではないかと思う事がある。

一〇月六日、ちゃんと寝たい

 いま一番したい事は布団に大の字になって寝る事で、そうでなくとも不調に睡眠は必須なのに、それが咳のせいで全然できない。外での移動の電車やバスで座れたらすぐさま寝ている、ここ一週間で何度駅を寝過ごした事か。昨夜はちょっと眠れて昨日よりはマシな体調、されど不調。バスで外出、昼にピッツァを食べたらもう帰る。一日一日がやけに長い。今週は会社でも使い物にならなさそうだ。

一〇月五日、CTだけ

 昨日検査でいろいろと頑張らされたからか、朝から絶不調。なのだが何故かCT検査だけは今日になったので昼頃にまた病院へ行く。どうせ混んでいて小一時間待たされるんだろうなと思って、予約時間十分前に着いたらそのまま検査となって、予約時間にはもう終わった。これなら昨日の検査と検査の合間のどこかに入れ込む事ができたんちゃうんかと小言の一つも言いたくなる、まぁいろいろ理由があるんでしょうけど。不調なのですぐに家に帰って、あとはぐったりしている。正直、ここ最近で一番不調かも、しんどい、次の病院が遠い。生き残れるのだろうか。

吸ってー吐いてー

 大きな病院に行き、診察したり検査したり採血したり待ち続けたり行ったり来たりを繰り返して疲れた。大病院だからこそできる事が多いが、大病院だからこそ時間がかかる、本一冊読み終えてしまった。一番きつかったのは最後にやった「吸ってー吐いてー吸ってー吐いてー吸ってー……はい、息を限界まで吐いて!」という肺の検査だ。こちとら肺と気道がおかしくて咳き込んでいるというのに、そんなうまくできるわけない。だけどやらされる、やるしかない。それで咳が出たら「あー、咳出たら駄目なんですよ。ギリギリで止めてください。はい、もう一回」と繰り返される。繰り返すほどに疲弊して咳が出やすくなる。ゲホゲホゼーハー言いながら何度かトライしたら、看護師はやや不本意そうだったけど「うーん、ま、じゃあ、これで終わりで」と解放してくれた。この検査で悪化しそうだよ。

そこにあるものは

 午前から午後にかけての長丁場の現場仕事があり、昼飯は会社からうな重弁当が配られた。箱を開けたらうなぎの横に薄く切られた茶色いものがあったので、「ほほー、からすみか、豪勢だな」と思い、うなぎを一口食べてからかじってみたら、奈良漬けだった。冷静に考えるまでもなく、うなぎになら奈良漬けがあるのは普通で、からすみなわけがない。試した事はないけれど、うなぎとからすみはきっと合わない、白焼ならギリギリ行ける可能性はあるが甘辛のうな重には合わない。別にその場にいる人にからすみだと言ったわけではないのだけれど、何だかちょっとだけ恥ずかしくなって、一言も言葉を発さずにさっさと食べ終えてしまった。

赤信号で止まる理由

 病院の帰り時間がたまに近所の小学校の下校時間に重なって小学生たちと一緒に歩く事がある。交差点には旗を持った指導員(でいいのかな)がいて、さいならーさいならーと言い合っている。遊ぶ約束なんぞを叫んでしていたり、突然走り出したりと小学生のやる事は昔も今も同じかな。それほど交通量のない交差点にも指導員が一人いて、そこは私一人だったら左右を見て車が来ていなければ赤信号でもスッと渡ってしまうようなところなのだが、指導員がいるだけでなく小学生までいたら、これはこちらもきちんと待たねばならないなと立ち止まる。小学生に大人として手本を示したいのか、白い目で見られるのが嫌なのか、まぁ半々かな。

宮本浩次「ソロ活動5周年記念ツアー 今、俺の行きたい場所」/バケモノ中年此処にあり

 声と姿を生で見て聞くのは一年ちょっと前のエレファントカシマシ以来、ソロとしては初めての宮本浩次のコンサートへ行く。ツアー初日でハコは北とぴあさくらホール。チケットを発券したらえらく前の方の席で、そのうえ端っこなものだから、もしかして舞台袖のあたりまでミヤジが来るのではないかと思っていたが案の定ある曲で来た。随分前のSHIBUYA-AX以来の最接近で、同じくらい近づいた吉井和哉の時はアッパーな曲だから高いテンションではしゃげたけれど、今回はしっとりバラードなので動かずにそっと見守る事しかできなかった、細かったなミヤジ。

 アルバムツアーではないのでキラー曲連打のセットリストは予想通りで、しかしカバーもあるからかわりとバラけずにまとまっていた印象を受けた。聞きたいなと思っていた曲を全てやってくれたので大満足なのだが、驚くべきは曲数の多さと(まぁ曲数は毎回多いのだが)、「え、その曲とその曲を曲間なしで繋げるの? 歌える? ……歌い切った、と思ったら続けてまだ行くのかよ」という化け物クラスの喉と声。すさまじいレベルにいる事は知ってはいるが、毎回慄いてしまう。ロックモードは控えめに、あくまで歌を届けるというコンセプトで丁寧に歌い上げていた。最後の曲では、ほぼ地元(赤羽のお隣)でのツアー初日だからか思わず涙を。それにしてももう数年経ったとはいえ、NHKは今年にでも“冬の花”で宮本浩次を紅白の大トリにすべき。オーケストラをバックに紙吹雪と共に、ぜひ。

 それにしてもあんなに出たり入ったりする帽子とコートとマイクスタンドは初めて見たな、もうそのへんに置いとけよ。最後に、バックに映る映像は微妙でした。


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