不発連合式バックドロップ

日記と余談です。

戯言

明日を前に・再―The Yellow Monkey再集結前夜

何せこれだけ追いかけ、愛している最初で最後のバンドの解散、そして今回の再集結という、これまた最初で最後の経験をする前夜だから、浮足立っているし、楽しみだし、不安だし、表現しきれない気分。再集結については以前書いた通りで、うれしかったのはそ…

明日は今日の続きじゃない

たしか初めて読んだ吉野朔実の漫画は『瞳子』だったと思う。『いたいけな瞳』『Eccentrics』と共に姉の本棚に並んでいて、時に借りたり、時に部屋に忍び込んだりして、繰り返し読んだ(のちに文庫版が出て購入した)。割り切れない人間の感情や関係が描かれ…

紫の雨

昨夜寝付けず、トイレに起きた際に階段の手すりに手をぶつけて眠気が飛んでしまい、仕方ないからとちょっとネットを見てみたら、プリンス死去という一報があって、さらに眠気が飛んでしまって、余計眠れなくなってしまった。 プリンスの事はそれほど明るくな…

その先へ

俺なりの追悼や鎮魂をするしかないし、「この先どうなるんだろう」という不安には「何とかしよう」という気持ちで応ずるしかないし、つぎの夜へ行くしかないし。あの日の直後に教えてもらった「知性においては悲観主義者、意思においては楽観主義者たれ」(…

今日を迎えて―“ALRIGHT”感想

ドキドキそわそわしながらオンエアを待っているなんていつ以来だろう。ちょうどその時間に会社にいて、たまたま上司がいなかったので、PCでradikoを立ち上げ、リアルタイムでThe Yellow Monkeyの新曲“ALRIGHT”を聞く事ができた。通して一度聞き、ラジオ局を…

明日を前に──The Yellow Monkey再集結への雑感

2001年1月8日の活動休止ライブでも、3年後の12月26日に奏でられた残骸のような“JAM”を聞いた時でも、「聞けなくなるのだ」という思いは確かにあったけれど、どこか落ち着いた気分でいて、ではいつ解散を強く実感したかといえば、他ならぬ吉井和哉の2006年12…

巨星昇る

渋谷で映画を見終わった後、映画館を出てiPhoneの電源を入れて、さて感想でも書くかとTwitterを開いて飛び込んできたのが、デヴィッド・ボウイの訃報だった。数日前、新譜の『★』をiTunesにインポートしたがまだ聞く前だった。 ボウイを知ったのは吉井和哉経…

賀正

明けています、おめでとうございます。年を越してから新年初風呂に入ろうとしたら栓が抜けていて空のままの浴槽を見つめながら震えたり、外出したらつけてきた腕時計の電池が切れて止まっていたりと、元日から小さいながらもつまづきが多く、これを前途多難…

年の瀬

今年私的三大ニュースは「PCとイヤフォンを買い替えた」「養命酒を飲み始めた」「叔父が死んだ」といったところでしょうか。二つ目は、それを飲んだからといっていつもぐっすり眠れるというほどではないんだけど、それなりに身体の調子を整えてくれているよ…

さよなら、いろいろ

叔父さんが亡くなった。63歳。まだ早いと思うが、数年前に足が壊死しかけるほどの糖尿病になったと聞いていて、その後の体調がよくなかったのかもしれない。 子供の頃は家が隣だったのでよく遊びに行ったし、旅行も一緒にした。我が家より先にファミコンのデ…

いつものやつ

ちょっと、また、「俺は何を書いているんだろう」「いや、何で書いているんだろう」「うだうだうだ」というスパイラルに入ってしまったので、適当にお付き合いください。最終的には「何でも何も、書きたいから書くだけだろ」に落ち着くとわかっているのに、…

大王が来る

日本でハロウィンがこれほど注目されるような時が来るとは思わなかったけれど、どれだけ多くの人が仮装して騒ごうが、ライナスはやっぱり一人でカボチャ畑にいるんだろうな。それとも群衆に紛れて、こんなプラカードを掲げているかも。

SUN GO

オノ・ナツメの『ACCA13区監察課』という漫画をご存知だろうか。詳しくは検索していただくとして、その主人公はジーンという男性で、この男と私がとても似ている。いや、言わなくていい。漫画の主人公なのだからかっこよいし、優秀だし、飄々とクールだし、…

思い出さなくなる

中学時代の事である。俺はラグビー部に所属していたのだが先輩から、何をどう経由したのかは知らんが、川島なお美由来の「なおみ」というあだ名をつけられた。それが嫌で嫌で仕方なかった。意味がわからん、と。だが俺が嫌がれば嫌がるほど先輩はその名前で…

飽きる

一年に一回くらいあるんですが、自分の文体や視点、思考に飽きる時がある。固まっているというか、沈殿しているというか。そう思ったところで、いきなり変える事はできるわけもなく、これが俺なんだよな、凝り固まらずにいるように意識していこう、という再…

迎春

明けています。今年もよろしくお願いいたします。昨年同様、もう今日が1月2日だと勘違いしていたので、ちょっと得した気分です。安上がり。 今年は映画感想をメモで終わらせずに文章として書く、映画だけでなく本や音楽などもきちんと書く。アウトプットとい…

では

2014年、暮れます。 今年は特に目立った出来事があったわけではなかったように思います。覚えていないだけかもしれないが。あえて言うなら、母の死から十年だとか、いまの仕事を始めて10年だとか、そういった続いていた、あるいは続けてきた事が一つの節目を…

great pumpkin

ライナス「スヌーピー、いつでも君にカボチャ大王のこと話せるって分かっているのは、いい気持ちだよ……もちろん、犬って人間に言われたことはなんでも信じるからね……」 スヌーピー「ほとんどの犬はね……」

さんよ

オッサンになるにつれ、誕生日の特別感が薄らいでいっている気がする。歳を喰うのが嫌なわけでもなく、さりとてその日自体を忘れるわけでもなく、もうすぐだなー、明日だなー、今日だなー、と当日を迎えた。 というわけで、今年もまた一つ歳を喰ったわけであ…

笑顔の人

彼の心のうちはわからないけれど、俺にとってロビン・ウィリアムズはまじりっけのない「笑顔の人」だった。 真相はまだ判明しないが、彼がこの世を去った事だけは確かなのだ。『いまを生きる』で彼の事を知った。出演している作品をたくさん見た。ずっと好き…

十年の今昔

今日は母の命日で、亡くなってからちょうど丸10年だ。こういう場に書く事ではないのかもしれないが、言葉にしておきたく、書き散らしてみる。

三年

前猫パブロが亡くなってから丸三年である。正確に言えば、2011年4月21日に逝去したので、三年から三日ばかし過ぎてしまっているけど。たしか一周忌の時も、思い出した時は日にちが過ぎていたような……。許せ。覚えていなかったわけではないが、その辺りはまさ…

別れは淋しいけれど

通夜に参列した。皆さん笑って思い出話ができて、とてもいい席だった。

ずっと好きだった

フィリップ・シーモア・ホフマンが亡くなった。『セント・オブ・ウーマン/夢の香り』のボンクラ坊っちゃん学生の役で知って、それからずっと見ていた。出演作はおもしろいものが多かったし、主演でも脇役でもいつも彼の演技が楽しみだった。わりと、いや、か…

ハロー2014

明けてます、おめでとうございます。そう言いながら、今日はもう2日だと勘違いしておりましたが。本年も適当に、うまいことやっていきたいと思っております。 毎年おみくじ代わりのiTunes DJからの一曲ですが、何故か前のiTunesのアップデートの際に廃止され…

それでは

2013年も暮れていきます。 いつもの通り、あっという間だったけど、長かった気もする一年でした。特別な何かがあったわけではありませんが、細々とはいろいろあったし、世界は世界で相変わらず騒がしく、その中で自分がどういう視点、どういう態度、どういう…

毎年恒例

ライナス「スヌーピー、いつでも君にカボチャ大王のこと話せるって分かっているのは、いい気持ちだよ……もちろん、犬って人間に言われたことはなんでも信じるからね」 スヌーピー「ほとんどの犬はね……」

71years

深夜の戯言

上に書いたように、今月は随分のんびりした進行で、修羅場修羅場と言っておきながら作業量も少ないものだから手が空いている時間がやたらとある。それで何をしているかと言えば、堂々と本を読むわけにも音楽を聞くわけにもいかず、かといって眠るわけにもい…

三並び

今日知ったのだが、ヒュー・ジャックマンと真田広之も今日が誕生日らしい。まぁそれが嬉しいかと問われれば、特にそうでもないと言わざるを得ないのだが(いい男と同じ誕生日だからといって、私がいい男になるわけでもないし)、それはそれとして、今年も無…