不発連合式バックドロップ

日記と余談です。

深夜の戯言

 上に書いたように、今月は随分のんびりした進行で、修羅場修羅場と言っておきながら作業量も少ないものだから手が空いている時間がやたらとある。それで何をしているかと言えば、堂々と本を読むわけにも音楽を聞くわけにもいかず、かといって眠るわけにもいかないので、PCに刺さっているイヤホンを片耳にだけ突っ込んでYoutubeニコニコ動画でいろいろと映像を見ている。このご時世、探せばどんな映像だって見られるのだが、であると同時にいざ探してみるとたいしたものが落ちていなかったりするし、言うまでもなく音も映像も質が高いものなどほとんどなくて、一定の満足は得られるものの、結局は映画見たい音楽聞きたいライブ行きたいといういつもの欲求が高まって行くばかりであった。今回唯一ヒットだったのは、The Musicのフジロックでの最後のパフォーマンスの映像で、2011年の事だからもう2年も前のものなんだけど、私が彼らを聞きだしたのは実はここ一年くらいだからライブパフォーマンスを見るのは初めてとあって“The People”の音の渦にすっかり飲まれてしまったのであった。それ以外ではネットサーフィン(この言葉はもはや死語なのだろうか)をして、いらない情報を仕入れたり、くだらないネタを読んでニヤニヤしたり、Tumblrを眺めたり、好きなブログの昔の文章を読み返したりしているのだが、私が最近好きなブログの幾つかは改行をほとんどせず、そしてまた句読点をあまり使わずに文章を書いているものが多く、彼・彼女らがそういう文体の作家ないし評論家が好きなのかもしれないし、スタイルや姿勢としてこだわって書いているのかもしれないので文句を言うつもりは毛頭ないけれど、一読者としては読みにくい(特にネットの場合は目が泳いでしまう)ので適宜改行を入れていただきたいとぼそっと呟いておくものの、いざ自分で同じように書いてみると、自分の思考が頭から漏れ流れ出てくるような感覚になって気持ちよく、これからもやりたくなるのだが自分の文体(というほどのものが己にあるのかどうかはともかくとして)ではない文体で文章を書けるような力はないわけで(実際この文章は単なる垂れ流しである)、まぁ気が向いてできそうだったら書いてみる事にして、今日のところは進行も佳境になりつつあるし、とりあえず深夜の戯言としてこれだけ残しておく事にしよう。