不発連合式バックドロップ

日記と余談です。

紫の雨

 昨夜寝付けず、トイレに起きた際に階段の手すりに手をぶつけて眠気が飛んでしまい、仕方ないからとちょっとネットを見てみたら、プリンス死去という一報があって、さらに眠気が飛んでしまって、余計眠れなくなってしまった。
 プリンスの事はそれほど明るくないが、『1999』を初めて聞いた時は「なんやこの人、どこか、おかしいぞ」と感じたのをよく覚えている。それは当時の俺が彼の音楽性についていけなかっただけだったのだろう。プリンスもデヴィッド・ボウイも、それからマイケル・ジャクソンも、仮に20〜30代で死んでも「長生きは無理そうだもんな」と思わせるし、逆に90歳くらいまで生き延びても「さすが並みの人間ではない……」と思わせるし、しかしいざ亡くなると「え、死ぬの? 死ぬんだ!」というよくわからん驚きの気持ちになるという、不思議な存在だったと思う。