不発連合式バックドロップ

日記と余談です。

靴下の穴

 前々からの約束でかなり久しぶりに会う相手だからと不調をおして飲み会に参加した翌日は絶不調で、これはあかんな病院行くか、行ってもしゃあないかな、いや行った方がええやろ、でもいまはまだ症状はそんなにないからもっと悪化してからにしては、悪化する前に行った方がええに決まってるやろ何言うてんねん、それもそうだな、はい行くに可決、と脳内会議の結果からふらふらと病院に行く。「悪化しちゃった?」という担当医に現状を伝えると、レントゲンに血液検査、「それから点滴もしておこう」。点滴は予想しておらず靴を脱いでベッドに横たわったら左足親指部分に穴の空いた靴下が出てきたので自分からその報告をして、看護師にフフフと笑われる。点滴は肺炎診断時以来なので四ヶ月ぶりくらいか。レントゲンからは肺炎再発ではないそうで、血液検査の結果は明日となった、何もなければいいけど逆にこの不調具合の原因が何かあってほしいという気もする。無理をしないようにしていた、というよりいまは無理ができないし、そもそも無理をした反動が来てこの状況になっており、そこから普通に戻る最中に躓いている。さてどうしたものかとずっと悩んでいる。点滴は二時間ほどかかったのでその間寝たかったが、腕に入れた針の存在と穴から出た親指の存在が気になって寝られなかった。

飲み会の疲れ

 仕事で知り合った人だけれど、仕事とは関係のない飲み会であった、こういうプライベート飲み会はいつ以来か、日記で検索したら昨年四月が最後のようだ。そのあとで体調が悪くなったわけで、それがいまでもじわっと続く中で行われた今宵の飲み会は間違いなくたいそう楽しかったけれど、いつも以上に疲れてしまったーーという事を飲み会のたびに書いていて、他にないのかと我ながら思うが疲れているから何も思いつかないので今回もこれだけを書いて終わります。

再現

 名湯の効用 - 不発連合式バックドロップ

 バスクリンの「日本の名湯」シリーズを使い終わったので別の入浴剤を買う。パッケージ裏を見ていたら「本品は温泉の再現をしたものではありません」とあり、もちろんこの手の温泉の入浴剤が温泉を完全再現しているとは考えておらず、しかし成分として近い、あるいは同じものを作る事で温泉を部分再現しているのだと思っていたので、この一文には驚いた。だったらパッケージ表にある草津だの吉野だのといった地名は何のためにあるのだろう。逆にいえば、この一文のない「日本の名湯」は温泉を再現していたと言っていいのか。この手の商品説明は細かな取り決めが多いようなので、ようわからんが、結局は現地の温泉に行くのが一番なのは確かだろう、温泉行きたい、できれば冬の寒いうちに行きたかった。

二月二六日、銀座を少しだけ

 銀座某所で仕事だったのだが三十分程度で終わってしまい、コストパフォーマンスがいいのか悪いのか、まぁ長くなるよりはいいのは確かだと、一緒に近くに来ていたカミさんと再度合流して銀座をぶらぶら。東銀座の方にある店で昼飯をと思ったら、驚くほど長蛇の列ができていて、それくらいの列があちこちにあるから休日の銀座恐るべし。結局だいぶ前にこのへんにちょいちょい仕事で来る機会があり、その時に行っていたカレー屋で昼飯。どこもかしこも混んでいるので東京駅まで歩いて、電車で帰宅。短いながらも仕事は仕事だったので疲れてしまった。家に帰り、Netflixで『ヘルドッグス』を見る。深町秋生の原作が傑作なので期待したが、クオリティ高く抜群におもしろいのになにせ尺が足りない、地獄が足りない、これこそ三時間くらい使ってたっぷり描いてほしかった。それにしても岡田准一、『燃えよ剣』に引き続き動き最高、佇まい良し、そして顔が天才と国の宝よ。しかし、映画の構造が傑作中の傑作『新しき世界』に似ているので(特にラストシーンとか。まぁ潜入捜査ものはどれも似たり寄ったりになりがちだが)、ちと分が悪かったかなとも思う。夕飯の洗い物をしてコーヒーを淹れていたらつけっぱなしのテレビで大河ドラマが始まったので三週間ぶりくらいに見たが、なんだこりゃ。終わったら寒いのに散歩に出掛けてカミさんとぶつくさ感想戦をしてしまう。

二月二五日、結局は働きすぎ

 いまいち不調なのでおとなしくしている。週明けの仕事が立て込んでおり、というか明日もひと仕事あるのでそれらの準備などで今日も仕事で、これが不調の原因なのだろうなとわかってはいる。喫茶店でちまちま進めて、ひと段落したところで帰宅し、家の炬燵でまたちこちこと進めていく。夕飯は鍋、今日は雑炊の味が一発で決まった上にえらくうまかったのでご満悦。『新選組!』を二話見る。

ファミレスを享受した

 「ファミレスを享受せよ」 - イチニクス遊覧日記

 これを読んで、ほほうこんなゲームがあるのか、ブラウザでできるんだな、ふむふむチコチコと何の気なく始めて、気づいたらクリアして二時間経っていた。もっと時間をかけてゆったりやってもよかったかなと思うが、時間がいつの間にか過ぎているようであまり過ぎておらず、でも思ったよりもやっぱり過ぎていたという時間の凝縮や延滞がゲームの追体験のようでいいプレイ時間だったかもしれない。

 どんなゲームでどんな感触かは上の日記でichinicsさんが書かれているのでそれ以上付け加える事はほとんどないのだが、ずっとどこか寂しくて、悠久の時から逃れるのが目的だったのに終わったらもう一回この「ムーンパレス」に行きたいと思うのだから、やはりよいゲームだったのだろう、おもしろかったです。こういうゲームがネットの大海にちらほらあるのだろうな、たまに探してやってみよう。

二月二三日、不調気味

 ここ数日、不調が続いている。肺炎再発とまではまだいっていないと思うのだがまたもや咳が出る。とにかく身体を休めるしかないので、今日は何もせずに過ごす。久しぶりの洋食屋に行くと移転したと張り紙があって、すぐそばだったのでそこへ行くと倍くらいの広さになっていた。たまにしか来ないが気に入っていたので繁盛しているなら何より、いつも夜も来てみようと思いつつランチしか来ていない。本屋に寄ってからコメダ珈琲店で読書。あまりおもしろくない一冊を読み終える。バスで最寄りのずっと手前で降りて図書館で予約本を受け取り、スーパーで買い物をして帰ったら疲れてしまったので昼寝、もう夕方だが。夕飯後はカフェラテと『新選組!』。今日で第十六回で約三分の一を見終えた。演出が所々古い(ダサい)がおもしろい。わりとゆっくりの進行だが、この後は加速しそうな気配。