不発連合式バックドロップ

日記と余談です。

靴下の穴

 前々からの約束でかなり久しぶりに会う相手だからと不調をおして飲み会に参加した翌日は絶不調で、これはあかんな病院行くか、行ってもしゃあないかな、いや行った方がええやろ、でもいまはまだ症状はそんなにないからもっと悪化してからにしては、悪化する前に行った方がええに決まってるやろ何言うてんねん、それもそうだな、はい行くに可決、と脳内会議の結果からふらふらと病院に行く。「悪化しちゃった?」という担当医に現状を伝えると、レントゲンに血液検査、「それから点滴もしておこう」。点滴は予想しておらず靴を脱いでベッドに横たわったら左足親指部分に穴の空いた靴下が出てきたので自分からその報告をして、看護師にフフフと笑われる。点滴は肺炎診断時以来なので四ヶ月ぶりくらいか。レントゲンからは肺炎再発ではないそうで、血液検査の結果は明日となった、何もなければいいけど逆にこの不調具合の原因が何かあってほしいという気もする。無理をしないようにしていた、というよりいまは無理ができないし、そもそも無理をした反動が来てこの状況になっており、そこから普通に戻る最中に躓いている。さてどうしたものかとずっと悩んでいる。点滴は二時間ほどかかったのでその間寝たかったが、腕に入れた針の存在と穴から出た親指の存在が気になって寝られなかった。