不発連合式バックドロップ

日記と余談です。

ルーとライス

 疲れているのでカレーを食べに行って、時折来る店なのだがいつもルーが気持ち少ないので、今日は初めて「ルー大盛」も頼もうとしたらプラス二百円だったのでちょっと考える。五十~百円かと思っていて、二百円はトッピングの値段だ。だが逆に言えば、ならばたっぷりくるのだろうと思い注文したら、予想通りたっぷりで、それを望んでいたのだけれど、ルーが濃いめなのもあって気持ち多すぎて少しもったりした。ルーとライスの配分は難しいものだな、と後輩に話したら「ものによりますが、僕はルーとライスを全部混ぜちゃうんですよね。スパイスカレーなんかだと」と言っていた。食事の仕方は千差万別で正解はないものである。

何も思い浮かばないのでいま起きた出来事を書きました

 疲れ切っており、何を書くか全く頭に浮かばず、ぼんやりと中空を見ていたらプーンと蚊が飛んできたので、無心でパンッと両手で挟んだら見事に仕留めていた。いつもはだいたい逃してしまうから、これが無心の境地なのかもしれない。疲れている時こそ、無理のない自然な身体の動きになる、という少年漫画の修行のようだ。私は少年ではないし、修行ではなく勤労によるものだが。

五月六日、連なっていない

 結局、先週末から始まったこの連休は「連なった休日」は一度もなく、この四連休も長短や場所の違いはあれど毎日仕事をしていたのであった、今日は自宅で仕事。いま携わっている仕事はかなり楽しい部類なのでそれ自体へのストレスは少ないのだが、如何せん体調が万全ではない状態からのスタートな上に作業も膨大であったから心身に相当の負担がかかっている。あとちょっとで一区切りなのだが、そのちょっとがいわゆる追い込みになるわけで、負担は倍にしてさらに倍にしてドンなのは確実だ、『クイズダービー』を覚えている人はそれなりにいるだろうか。先のためにいまの自分に負担をかけて、でも結局先でも大変で、どうすればよかったのかなぁと思っても後の祭り、とりあえず目の前の事をやろうと自分に言い聞かせて連休が終わっていくのであった。これが終わったら本当に休む。

五月五日、悪くない一日ではあったけれど

 イヤイヤながらせねばならん事があるため会社へ行き、作業をすませてからカミさんと合流してお堀まわりや日比谷公園をぶらぶらする一日。事細かに書こうかと考えていたが、いざ書き始めたらどうにもそういう気にならないもので、今日はそういう気分と体調である事だけを記しておきます。心身ともにだいぶ限界。

五月四日、みどりの日

 連休(?)唯一のイベント、姉一家との食事会である、こいつらしょっちゅう食事会しているな。前に行ったシュラスコの店に行き舌鼓。お菓子屋によりつつ絶品アイス屋へ行き、なめながら公園へ。ベンチに座りだらだらして、公園を散歩してから今度はカフェでだらだらする。今日はみどりの日だったなと思いながら緑の中から漏れてくる陽光を浴びて、「生き返るな」ではなく「死ぬのにうってつけの日だな」と思ってしまう。バスで帰る姉一家を見送り、帰宅。夕飯は買ってきた寿司。食後にNetflixで『シティーハンター』を見る、映画を見るのも久々。鈴木亮平の憑依型演技を存分に味わう快作、ガン捌きもすばらしい。漫画連載当時のテイストを現代でギリギリで表現したなと思う、合わない人は合わないのでそれはしゃあない。深く考えずにケタケタ笑いながら見て楽しみました。続編期待。

五月三日、うな弁

 出かけるカミさんを見送ってから、二週目の『ティアキン』の終盤をだらだらとプレイ。昼時に外に出ると、やや暑いとはいえ気持ちの良い晴天、だが向かうのは会社だ。会社近所で飯を喰うつもりが意外と人が多く、結局から好しに。細々と作業をし、夕方前に出て某所で仕事の打ち合わせをすませたら、もう岐路に。もうも何も休日なのだが。直帰し、カミさんが買ってきてくれたうなぎ弁当だけが今日のよかったところ。明日は仕事しない、たぶん(連絡はありそう……)。

「ははは(笑)」

 雑誌のインタビューや対談を読んでいると、特に音楽雑誌がそうなのだが雰囲気や空気を伝えたいのかもしれないが、音声そのまま起こしたかのようなだらっとした会話は嫌だなといつも思う。ある程度の整理は必要ではないか。まぁそれはまだしも、またインタビュアーの方がペラペラ喋ってないかというのもともかくとして、一番イラッとするのが「ははは(笑)」である。話している中で(笑)を使うのは許容できるが(多用はしないでほしい)、「ははは」でもう笑った事はわかるのになんでわざわざ末尾に(笑)をつけんだよ、意味ないだろ、と別にあったところで内容に支障はないのだが何故だかやたらとイラッとしてしまう。地の文でも私は(笑)は使わない、あまり好きではない、他人が使うのは自由だけど実はちょっと嫌と思う事もある。ただ菊地成孔はたぶんわざとだろう、(笑)を多用しまくるので、あれはああいう文体なのだと読んでいる。そんな事を思いながら久しぶりに音楽雑誌を買った、まだ読んでいないけれど「ははは(笑)」がない事を祈る。