不発連合式バックドロップ

日記と余談です。

「ははは(笑)」

 雑誌のインタビューや対談を読んでいると、特に音楽雑誌がそうなのだが雰囲気や空気を伝えたいのかもしれないが、音声そのまま起こしたかのようなだらっとした会話は嫌だなといつも思う。ある程度の整理は必要ではないか。まぁそれはまだしも、またインタビュアーの方がペラペラ喋ってないかというのもともかくとして、一番イラッとするのが「ははは(笑)」である。話している中で(笑)を使うのは許容できるが(多用はしないでほしい)、「ははは」でもう笑った事はわかるのになんでわざわざ末尾に(笑)をつけんだよ、意味ないだろ、と別にあったところで内容に支障はないのだが何故だかやたらとイラッとしてしまう。地の文でも私は(笑)は使わない、あまり好きではない、他人が使うのは自由だけど実はちょっと嫌と思う事もある。ただ菊地成孔はたぶんわざとだろう、(笑)を多用しまくるので、あれはああいう文体なのだと読んでいる。そんな事を思いながら久しぶりに音楽雑誌を買った、まだ読んでいないけれど「ははは(笑)」がない事を祈る。