疲れ切っており、何を書くか全く頭に浮かばず、ぼんやりと中空を見ていたらプーンと蚊が飛んできたので、無心でパンッと両手で挟んだら見事に仕留めていた。いつもはだいたい逃してしまうから、これが無心の境地なのかもしれない。疲れている時こそ、無理のない自然な身体の動きになる、という少年漫画の修行のようだ。私は少年ではないし、修行ではなく勤労によるものだが。
疲れ切っており、何を書くか全く頭に浮かばず、ぼんやりと中空を見ていたらプーンと蚊が飛んできたので、無心でパンッと両手で挟んだら見事に仕留めていた。いつもはだいたい逃してしまうから、これが無心の境地なのかもしれない。疲れている時こそ、無理のない自然な身体の動きになる、という少年漫画の修行のようだ。私は少年ではないし、修行ではなく勤労によるものだが。