不発連合式バックドロップ

日記と余談です。

フランチェスコ・トリスターノ コンサート/優男がビートに乗って

 思いつきと勢いで買った*1フランチェスコ・トリスターノのコンサートに行ってきた、ハコは銀座にあるヤマハホール。彼の事は確かグレン・グールド周辺から知ったはずだが、このコンサートではバッハなどの古典クラシック(トートロジー?)ではなく、ポスト・クラシック/現代音楽を演奏するそうで楽しめるかやや心配していたが、これが存外おもしろくて目から鱗。ピアノにキーボード、さらにシンセサイザーを一人で巧みに操り、合成やシーケンサーを駆使した音の数々。中にはビートを主体とする楽曲もあって、そのノリと照明はSONICMANIAの真夜中のアクトだったら観客を踊らせるのではないかと思うほど。実際、私は身体を揺らしたりリズムを刻んたりしたくなったが、そういうコンサートではないので我慢した。カミさんも楽しんだようで、思いつきと勢いで来てよかった。日曜には三鷹で、今度はクラシックを演奏するそうなのでこれまた勢いで行こうかと思ったがチケットは完売していた、残念。やはりコンサートはいいな、刺激になった。