不発連合式バックドロップ

日記と余談です。

誰もいない

 極端な話、もう全ての社会活動が止まってしまえばいいのにと思ってしまう時がある。アナーキーな欲求、破壊衝動では全然なくて、いつもは人がたくさんいる場所から人がいなくなってしまった風景が好きで、だから夜更け早朝の東京の街や平日昼間の映画館なんかが好きなんだけど、究極的には都市そのものから人がいなくなってほしい。崩壊世界、崩壊とは少し違う、冬に誰もいない海辺を歩くような風景を都市で。世界が終わった後の風景を見たいのだが、その時は私も終わるから見られないだろう、つまらない、私がいるのが世界でなければいいのにと思う。