不発連合式バックドロップ

日記と余談です。

14年前

 大宅壮一文庫へ行き、仕事用資料と一緒に、かねてから読みたかったものもコピーしてしまう。『文藝春秋』94年10月号に掲載された山田風太郎「戦中派の考える『侵略発言』」である。ある意味、ナイスタイミング。
 一読、戦中派の重みもあり真っ当で真摯な意見。50年前の日記からそうだというのが恐れ入る。ちゃんと読まないといかんぜよ。
 それにしても、14年前と今回の騒動と根本が全然変わっていない。風太郎先生もあの世で苦笑だろう。