不発連合式バックドロップ

日記と余談です。

今日もまた、咳

 忙しいので会社でとってくれたとんかつ弁当のカツにつけた辛子がダイレクトに喉にあたってデスクで一人悶絶していた、呼吸困難で死ぬかと思った、たぶん周りは引いていたと思う。辛子があんなふうに喉をつくなんて初めてだ、なぜ咳き込んでいる今にそんな事が起こるのか。咳しながらクシャミをした時は顔のパーツが全部とれるような気がした、とれなかった。今日もまた咳の話で終わりです。

咳の話ばかり書いている

 薬が少し効いたのか、昨夜は一度だけ起きたもののその時にも咳き込む事はなく、朝までそれなりに寝る事ができた。ここ数日はずっと咳の影響で心身共に疲れきっていたのだが、久し振りにちゃんと寝てみると普通に連日の仕事で身体が疲れていたんだなという事がよくわかった、起きたら身体が重かった。もっとちゃんと休みたい、だらだらしたい、そして別の事を日記に書きたい。

炎症

 病院に行ったら、喉が炎症を起こしていますねと言ってこれまでの薬に炎症止めの薬をもらった。喉が炎症しているから咳が出るのか、咳が出まくったから喉が炎症したのか、前に来た時に喉の炎症はなかったのか、だとしたらそもそも何で咳き込んでいたのか、といった疑問が診察が終わってから浮かんだ、無念。薬は効いたようで痛さが軽減しているからよかったんだけど、夜寝る時がどうなのかがわからない、寝るのが怖い、これが一番きついと医者にも伝えたが、湿度を上げろ(これ以上?)、飴をなめろ、くらいしかアドバイスがなかった、もうやっとるわ。

七月一一日、やはり早退ではない

 残念ながら変わらぬ眠れぬ夜であった。七時頃に早々に起きてしまい、蜂蜜入りカフェラテを飲んだら少し落ち着いたので、夜の借りを朝に返すと言わんばかりに横になったら少し眠れた。咳以外は問題なく食欲もあるので台湾屋台の店で昼飯を喰ってから会社へ。咳の対応をしながらぽつぽつ仕事、よくならねぇなぁ。調子が上がらないなりに進めて、「もうないなら帰れよ」と言われたので今日も早退と言いたかったがもう二十二時過ぎていたので早退というレベルではない。明日は再度病院に行く予定、薬を変えてもらうかして、何とかなるといいのだが。

七月一〇日、早退ではない

 咳で一度起きるも落ち着かせてうまく眠れたが、今度は朝がひどくてずっと咳き込んでいた、まいった。咳以外は普通なのだがするたびにダメージ1をもらい続けているのでトータルで大ダメージ。昼飯を喰ってから会社に行く、誰もいないが粛々と作業を進める、これが終われば少し手が空いて楽になる。仕上げて、途中で来た上司に渡してチェックを待っている間にデスクで転寝、否、マジ寝をしてしまう。呼ばれても起きず、椅子を揺らされてようやく目が覚める。咳で夜眠れないものでと言うと、これOKだしもう帰れと言われる。家に帰っても咳出るしなぁと思っていたが、帰ってのんびりするのが治療なんですよと同僚に言われてそれもそうだと早退する。申し訳ないなと一瞬考えたがそもそも休日出勤な上に自分の担当の仕事は終えたのだから別にええやろ、早退というけど会社を出たのは十八時過ぎていて平日の退社時間ではないかと開き直る。夕飯はカミさんが頼んでおいてくれたデリバリーココイチ。あとはのんびり。一応明日も会社行くわけだが回復するだろうか。内服薬以外に、健康に詳しい人(どんな人だよと思われそうだが実際にそうなのだ)から教えてもらった漢方薬を飲み、喉に良いという蜂蜜湯を飲んでみる。

咳で眠れない

 咳がやたらと出る、熱はなく味覚嗅覚はあるので例のウイルス感染ではなさそうだ、まだ油断はできないが。何が辛いかといえば夜寝ようと横になった時が一番ひどい事である、要するに眠れない。少し寝ては咳で起きる、咳き込んで疲れ切ってようやく眠れる。様々な手段を試みているが効果がない。病院に行って咳止め薬をもらったがこちらも全く効果が発揮されていない、病院の咳止め薬は効いた試しがない、飲んでいるのに悪化しているのだから間違いない、それでも一応飲み続けるが、何よりこれが一番腹立たしい。今夜は眠れるだろうか、きっと眠れない。

句点読点

 あるブログを読んでいたら「文章に句点が多いと一定の年齢以上、つまり中年だと判断されるらしい」という一文があった。句点、つまり「。」、これが多い文章というのは、どういう事なのだろう。行数が少ないという事ではあるまい。たぶんSNSやメールなどで「。」を使わず、改行したりスペース開けたりして対応しているのだろう。中年扱いされるという事は若い人の言う事か、若い知り合いがいないので感覚がわからない。谷沢永一がたしか『回想 開高健』でやたらと読点「、」を多用する文体を用いており、大変読みづらかった、確認したいが本の山のどこにあるかわからない。保坂和志は少し前から「。」を使うべきところで「、」を使って文章を無理やり繋げる文体だった、文章自体も壊れかけている時があってそれがおもしろい、時折り真似している。そういえば若者の国語力が云々という新聞記事について書いたなと検索したらあった、「文章を書く - 不発連合式バックドロップ」。句点を多用しないとは、こういう事かと話が戻ったところで終わります。