不発連合式バックドロップ

日記と余談です。

句点読点

 あるブログを読んでいたら「文章に句点が多いと一定の年齢以上、つまり中年だと判断されるらしい」という一文があった。句点、つまり「。」、これが多い文章というのは、どういう事なのだろう。行数が少ないという事ではあるまい。たぶんSNSやメールなどで「。」を使わず、改行したりスペース開けたりして対応しているのだろう。中年扱いされるという事は若い人の言う事か、若い知り合いがいないので感覚がわからない。谷沢永一がたしか『回想 開高健』でやたらと読点「、」を多用する文体を用いており、大変読みづらかった、確認したいが本の山のどこにあるかわからない。保坂和志は少し前から「。」を使うべきところで「、」を使って文章を無理やり繋げる文体だった、文章自体も壊れかけている時があってそれがおもしろい、時折り真似している。そういえば若者の国語力が云々という新聞記事について書いたなと検索したらあった、「文章を書く - 不発連合式バックドロップ」。句点を多用しないとは、こういう事かと話が戻ったところで終わります。