不発連合式バックドロップ

日記と余談です。

噛みごたえ

 雛鳥に比べて親鳥は熟成が進んでいるぶん旨みがあって噛みごたえもあると知ったのは『辺境酒場ぶらり飲み』という漫画でだった。酒も飲めんのに(いや飲めないからか)こういう漫画をよく読んでいるが、これで知って一度親鳥を食べてみたいと思っていたら、近所の鶏肉料理店がランチで親鳥の鉄板焼きを出していたので早速食べてみると個人的にはこっちの方が好きだった。噛みごたえがあるのがいい。その店は平日しかランチをやっていないのでたまにしか食べられないが、会社近所に新しくできたラーメン屋が親鳥からダシをとり、チャーシューも親鳥肉というので早速行ってみたが、やはりうまい。醤油ラーメンに合う。ラーメン自体は普通だが親鳥食べたさでまた行こうと思う。食べ物には噛みごたえが欲しい、「口の中に入れたら蕩ける」なんてものは、まぁあったっていいけれど、だからおいしいわけではない。我が家は嚙みごたえ重視なので、砂肝や豚のカシラがメインのおかずで出る時がある。顎が疲れるがうまい。食べるのが早めの私は、よく噛まねばならないから必然的に食べるのも遅くなる。いい事づくめだ。硬いものを喰おう、人生も噛み砕け、勢いで書いたが自分でも意味はよくわからん。