不発連合式バックドロップ

日記と余談です。

猫に政治、猫に小判

 どちらかといえばあまり好きではないのでリンクは張らないし、いわゆる「ネタにマジレス」はどうかとも思いつつ書くが、昨今の政治不信と本日が猫の日である事にかけてであろう、虚構新聞で《次の首相、1位は「ネコ」 9割超える支持 世論調査》というネタ記事が掲載されていて、狙いはよくわかるのだけれど、しかし猫飼いとしては全く頷けないものだった。猫にトップを、いやそもそも政治を任せる事なんかとてもできないからだ。支持の理由に《「他人に左右されずにわがままを貫く、強いリーダーシップが期待できる」》とあって、前半は同感だが後半には疑問しかない。猫は話を聞かないし、聞いても無視をするし、買収(ちゅーる)には応じるし(それでも言う通りにならないし)、有権者の意見は無視するであろうし、もちろん責任は取らない、誰かを率いる事もないはずだ。そもそも人間に支持されたところで、猫がそれに取り合うわけがない。そういった制約などの全てから自由なのが猫なのである、と夕飯の刺身に手を伸ばしたり、人間の座椅子で丸くなって寝ている猫を見て思ったりした猫の日であった。自由であれ。