不発連合式バックドロップ

日記と余談です。

生きてお会いしましょう

 二〇二三年、暮れていきます。

 世界が激動だったこの一年は、私にとっては再三再四ここで書いてきたように己の体調不良との付き合い方や御し方を模索した一年でした、それは来年も続きそうで、率直に言って忸怩たる思いですらあります。二つの意味で来年は、というかこの年末年始に身の処し方を考えて決めて、動いていかねばと思います。

 今年は長年愛聴してきたミュージシャンが、特に一回り上くらいのミュージシャンたちが何人も早逝していき、その極め付けは言うまでもなくチバユウスケでした。高校生の時に出会い、チバに憧れ、少しでも近づきたいと音楽の好みやファッションという点だけではなく(私が顎髭をずっと生やしているのはチバの影響です)、その思考や生き方、スタイルなどを時に模倣したり、時に自分なりにアレンジして独自のものを作ろうとしたり、何よりもその音と言葉を四半世紀近く心に刻み続けていた身としては、その不在はいまだ尾を引いており、おそらくこの心のひび、あるいは穴とはこれからずっと付き合っていくのだろうと思います。チバが亡くなったのは五十五歳、そして母が亡くなったのは五十四歳で、いまの私からはあと干支一回りほど先。その一回り後に私はどこに立っているのか、歩いているのか、胸を張って笑顔でいられるのか、そのためにはどうすべきか。いつになくそんな事を、気楽に気軽に、しかしたしかに思う年の瀬になりました。そして愛とやさしさと共にありますよう。ハローベイビーおまえの未来を愛してる。よいお年を。

泣いてばかりの 俺のハートは
破裂の手前 その時現れた
白い指先 虹がかかった
あの場所まで ゆけるよ そう思うよ
OH BABY!OH BABY!OH BABY!OH BABY!


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