我が家の近所がロケ地のドラマを見ている。知っている街だと「あそこが空き地なら何年前だな」とか「そこ曲がってもあそこには出ないだろ」とか、そういう事ばかりが気になってドラマ本編に集中できないが、このドラマは一話完結のぼんやり見ても大丈夫な内容だから平気だ、製作側にすればぼんやり見るなよと思うかもしれんが。まだ三話くらいでポツポツと見ていくつもりだが、主人公夫妻がいわゆる『＆premium』に出てくるような「ていねいな暮らし」をしていて、雑誌でも見かけるそういう家の中はだいたい物が少ない、特に本がない。ドラマでもリビングにもキッチンにもどこにも全然本がなく、出演陣もドラマ全体もセンスがよいので見習いたいと思っても家のそこかしこに本が積まれている我が家ではとても無理だなと諦めている。しかしまぁそれなりに「ていねいな暮らし」を我々もしているのではないかとカミさんと話すが、お互いにワーカーホリック気味なので少し違うかもしれない、ていねいになるために仕事に追われないようにしたい、特に私はていねい以前に体調のために、といういつもの結論になったので終わります。
