不発連合式バックドロップ

日記と余談です。

プリプリ王子だった

 上司から言いがかりのような事を言われたので、それはおかしいだろうと反論と共に珍しく結構な怒りを伝えた後、ちょっと頭を冷やした方がいいと思って、ちょうど昼飯時だったので一時間ばかり外に出た。正直言って怒りは治まりはしなかったが落ち着いたので会社に戻ったら、上司が「悪かった」とストレートに謝ってきたので、許した。子供の頃、姉と母が私を「プリプリ王子」と呼んでいた事を最近になって知った。そんなにしょっちゅうプリプリしていただろうか、自分では覚えていない。学生時代もイライラしたりそれなりに怒る事はあったが、いつからだろう、おそらく母が亡くなった後くらいからだと思うが、怒りを覚えてもそれを表にあまり出さなくなった。怒ってもしょうがない、怒るよりも他にいい対処法があると思って自分内で処理してしまうのだ。仕事をするようになって怒る事はあってもそれを相手に伝える事が少なくなってしまった。だが、伝えるべき怒りは伝えた方がよいのだ、相手に察してほしいというのは甘えなのだ。伝える、発散するという点でもアンガーマネジメントというものは必要なのかもしれない。