昨夜仕事の会食だったカミさんはその席で慣れぬ牛肉と、もう飲まなくなったうえ苦手なワインを少し飲んでしまい、今朝になっても胃腸が不調という。「お粥を食べたい」と言うので、たしか香港飲茶の店にあったなと歩いていく途中に新しくできたカレー屋を見つけて、「今度来ようか」と話していたら「いま行こう」と言い出す。「いいのか」「カレーのスパイスが気付けになる」、ほんまかいなと何度か確認してから入店。カレー自体は結構うまくてまた来ようと思うものだったが、肝心のカミさんはケロッとしたもので本当に気付けになったかのようで元気になっていた。喫茶店で読書、一冊読み終えたタイミングで出て帰宅。『麦秋』を一時間ほど見る、途中で止めるなんて小津安二郎に怒られるだろうか。夕飯は鍋、今日もうまし。『鎌倉殿の13人』、この話でタイトルが「矢のゆくえ」なのがうまい。
