不発連合式バックドロップ

日記と余談です。

バリバリバリウムウム

 生まれて初めてバリウムを飲んで胃の検査をした。なんですか、まず口に入れただけで唾液でしゅわしゅわし始める発泡剤を水で胃に流し、そこに妙な甘さを持った糊のような飲み物、そうバリウムを飲めと言う、なかなか無理な注文だ。一気に飲んだ方がいいと思っていたのに係の人にまず二口くらい飲んでくれと言われる、一旦停止がダメージになる。そこからたっぷりと飲むのはちとつらいが言うほどではなかった。やれやれと一息つく暇もなく立っている台が横になり、やれ右向けやれ左向け、ゲップはするな一回転をしろと次々に指示が来る。もちろんバリウムを行き渡らせるためのものだとはわかるが、台の上で一人でグリングリンしているのは何も知らずに見たらおかしなものであろう。考えずに言われた事だけをやり、ようやくお疲れ様。鏡を見たら唇が白い。洗ったら下剤を渡される、これが憂鬱。胃腸の動きが活発なのでこの手のものが効きすぎるタチで、案の定効果覿面で上からゲップ下から(自粛)で大変だった。何も食べていないのに空腹感を覚えず、気づいたら昼を食いそびれてしまった。胃の検査で胃の具合が悪くなりそう。