急転直下のちゃぶ台返しというものは本当にあるものだ。前回も今回も引越しは自分で望んだのではなく、大家都合でもう更新はないと言われていたので仕方ないものだった、だから乗り気ではなかった。それでもやらねばならないと奮い立たせて家を探して一件たどり着いたのが昨日の事である。今朝、いま世話になっている不動産屋から電話があって、更新しないという大家都合の都合が変わって更新して住み続ける事ができるようになったがどうする、と言われた、絶句した。そんな事が起こればいいと願ってはいたがまさか期日近くになって本当に起こるとは。日記に書いた通り、引越し予定先とは故あって本契約はしていない、なのでキャンセルしても問題は無い。契約寸前でキャンセルを別の不動産屋ではあるけど二度連続で起こしてしまい、業界のブラックリストにでも入ってしまったらどうしようかと、そこだけ少し悩んだがまぁそこまでではないだろう、たぶん、きっと。カミさんと相談して（というほどの内容はないが）、引越しせずに済むならせずにいたいと結論づけ、更新のお願いとキャンセルのお願いをそれぞれの不動産屋にした。ようやく一コマ進んだら振り出しに戻るで、振り出しがゴールでした、みたいな感じがして、何とも浮ついた気分のまま一日を過ごした。家で仕事をし、散歩だけした。昨日長々と引越しについて書いておきながら、なくなりましたテヘという日記を書かねばならないのが少し憂鬱だった（そしてこうして書いたわけです）。
