不発連合式バックドロップ

日記と余談です。

休日派足伸ばし日記

 人それぞれによって贅沢というのがどういうものかは違うものだが、俺にとっての贅沢とは足を伸ばして風呂に入る事である、温泉でなく銭湯でも構わない、もちろん他にもちょっと高価なものを食べるとか、大量に本を買うとかあるけれど、何よりも贅沢をしたと思うのは足を伸ばして風呂に入った時なのだ。姉と二人暮らしをしていた家は親の支援もあってちょっとよいマンションに住んでいたからそういう風呂だったけれど、その後一人暮らしをしたアパートはキッチンも居間も広く、風呂トイレも別なのに浴槽の幅が洗濯機くらいしかなかった(深さはそれなりにあった)。シャワーで済ませずに、ちゃんと風呂に入りたい俺はそれなりにでかい男なので身動き一つとれずに、すっぽりハマるようにして入っていた、そこに毎日6年間入っていた、たまに銭湯に行ったが湯冷めして風邪をひいた。

 そういったわけで、今日は贅沢をしたくて、でもまたテルマー湯というのも芸がないので調べてみたら日帰りでいける温泉を見つけたので、正しく言えばカミさんが見つけてくれたので、行く。日帰りとはいえ小旅行気分、電車とバスでえっちらおっちら行くと思っていたら、確かに電車とバスなのだが電車は二つ隣駅、バスは無料送迎バスで15分程度と近所と言える場所だったので拍子抜け、文句はない。

 若干しなびた、観光客が来るのではなく地元の人が利用してそうな温泉で、混んではいないが月曜でも人がいた。サウナ含めて、あっちでのんびり、こっちでしんなり、そっちでまったりと風呂を堪能、もちろん足は伸ばせる。一時間弱で出てカミさんと合流し、休憩室でサイダー飲みながらのんびり、寝そう。一息ついたら着替えて、今度は近くのバス停から地元駅まで出ているので、それに乗って帰る。

 昼は行く途中にあったそば屋、夜は家で塩漬け豚肉焼き(柚子胡椒、ネギタレなどと)、サラダ、キムチ、白米、キノコ汁、デザートに林檎。食後にはカフェオレ。おお、この夕飯も十分贅沢と言えるレベルだな。昼風呂の気だるさを抱えたまま過ごし、夜は風呂に入らず、早めに寝る。明日も休み。