不発連合式バックドロップ

日記と余談です。

休日派映画館日記

 10時間近く寝て、起きて、昼飯を喰って、某トークイベントを見に行き、その後でふと時間を調べたらピッタリでかつ良い席があったからその場で予約し、映画館へ行く、たぶん一ヶ月ぶりくらいで、今年初の映画館での鑑賞になる。

 昨年より映画館に行く機会が減っていて、たまたまであり避けているわけでなく映画を見るならやはり映画館だと思っているのだが(配信も見ているが)、機会が減ってよくわかったのは映画館での映画鑑賞というのは本当に時間を喰らうということで、移動時間待ち時間上映時間を入れれば軽く四、五時間過ぎてしまう。その時間も含めて映画館での映画鑑賞は体験となるのだけれど、行かないとなると一日がやけに長く感じる、有効活用できる、というと映画館での鑑賞が有効ではないようなのでそうは言わないが、時間がたっぷりある(と思える)のは悪い事ではない、いや違う、そうではなく、時間が有限であって、きちんと考えて使わなければ流れていってしまうのだという再確認だ、これは。それを踏まえて、映画でも読書でも散歩でもその他の事でもやらねばならないのだ、義務のように、流れ作業のように、いつものようにという気分だけで時間を使ってしまう事こそ避けるべきなのだろう。まぁたまにだらけて怠惰に過ごす事があるのも、悪い事ではないとは思うのだけれど、といういつもの堂々巡りで時間を使っていく。

 昼飯は行こうと思った店がことごとく混んでいたので結局てんやになった、てんやも好きだが夕飯はいいものにしようと初めて銀座ライオンに入ってみた、ビヤホールでビアーは頼まない、正直言ってどれもまあまあの味で、なんだ今日は食べ物に嫌われたなとしょんぼりしていたが、ムール貝のワイン蒸しのスープに入れたパスタがやたらうまかったので終わりよければ全て良し。

 タリーズでコーヒーを買って飲みながら帰宅。入浴。少し映画の感想を下書きをして(今年はぼちぼち書くぞ)、日記を書いて、本を持って寝る。明日も休み。