不発連合式バックドロップ

日記と余談です。

休日派クイーン日記

 久し振りにメシでも喰おうとTからメールがあったのが昨夜で、先に午後の映画チケットを買ってしまっていたのでそれまでの時間ならと会う事になった。ついでと言ってはなんだが、カミさんへお見舞いをもらったのでそのお返しを渡す。メシ食って、コーヒー飲みながら談笑、近況その他あれやこれやどれやそれや。
 時間になったので別れて、映画館へ。『ボヘミアン・ラプソディ』、評判がいいとは聞いていたが確かに混んでいる。クイーンは日本人の琴線に触れるのだろうか、バンド活動期、何かのドラマ主題歌になってまたヒット、そして今回と三世代くらいにまたがっている、これほどのバンドはそうそうない。俺は代表曲と通り一遍の話しか知らないのだが、カリスマフロントマンが亡くなったのに外部メンバーを入れて活動し続けるというのはどういう気持ちなのかと不思議だったけど、彼らメンバーはフレディの死・不在に理解も納得もできていなかったのだろうとこの映画を見て初めてわかった。巷間言われる時系列や事実と違うのは、理想の「俺たちが愛したフレディ」を刻んでおきたかったからだろう、その哀切極まる優しい嘘を笑顔で見てしまうし、ラスト20分の音楽的高揚だけは嘘の中で唯一本当の瞬間だったのだ。「I」ではなく「We」に込められた愛に泣く(まぁ実際には泣いてないけど)。
 帰宅。夕飯(鶏チャーシュー、焼きシイタケ、株の漬物、白米、味噌汁)を喰って、カフェオレを飲んで、風呂を淹れている間に夜散歩、のついでにスーパーに買い出し。ちょっとだけのつもりが結構買う。入浴。クイーンを聞きながら日記書き。読書。寝る。明日も休みのはずだが、一件アポイントが有り、結局仕事。