不発連合式バックドロップ

日記と余談です。

笑いの核弾頭

 爆笑問題30周年記念単独ライブ「O2−T1」に行った、ハコはEX THEATER ROPPONG。漫才をテレビやDVDで見た事は何度もあるけれど、生の舞台は初めてなので期待していて、時事漫才と思いきや全編コントだった、珍しいと思ったらかなり久し振りとのこと。他の名前を出すのもなんだが、シティボーイズ的な風刺を加えたブラックで、シュールなコントは俺好みではあるんだけど、正直に言えば脚本も演技も練度が足りない。多忙な中で稽古をしたのだろうが、もうちょっと研ぎ澄ませて、タイトでテンポ良い作りにした方がおもしろかったと思う。惜しいの一言。えらそうに書くけれど。それでも作りはよかったし、時折挟まれる時事ネタ、メタギャグなどのキレは抜群で笑えた。何より二人が、とても楽しそうに演じていたので、それがよかった。俺は彼らのすごいファンというわけではないのだが、「ボキャブラ天国」で知ってから20数年ずっと見ていて、変わらずお笑いの最善戦にいるのはすごいし、変わらずおもしろい、変わらず見続けよう。今度はタイタンライブにも行ってみよう。なんだ、俺、結構なファンなんだな。今日初めてわかった。