不発連合式バックドロップ

日記と余談です。

休日派豚チリ日記

 昼前に家の外に出たら雲は多いがえらく気持ちがよくて、今日は適当に散歩して、ぼんやりするのがいいだろうと決める。とりあえず昼飯はパスタ屋CMでとって(魚介類のアラビアータ)、喫茶店で紅茶を飲みながら読書、ちょうど窓際の席が空いていた。食材を買って帰る途中にある古本屋を覗いたら、『ゲームの規則』の四巻揃いが安く売っていたので、その場で迷い、買った食材には肉があったのでそれほど時間をかけられないと焦りながら悩み、結局買ってしまった、読めるだろうか、だが本がなければ読めない、図書館で借りてもたぶん読めない、いつか読む。
 帰宅し、あちこちの窓を開けて、本を読んだり、転寝をしたり、ゲームを少しやったり。ところで我が家の自炊体制は「君作る人、僕洗う人」が基本形なのだが、今日はカミさんから「豚チリが食べたい」とリクエストがあり、豚チリは読んで字のごとくエビチリの豚肉版で(何だこの説明)、小林ケンタロウのレシピ本で知った、一人暮らし時代によく作った、俺の数少ないレパートリーの一つである、何年振りかに作る事になった。といっても、サイドメニューはカミさんが作るので、俺はメインだけなのだが。カミさんは目分量でササッと手際よく作るのに対し、俺はキチッと図って、段取りを考えつつの作業、性格と経験の差。できたものはそこそこうまかった。料理は好きだ、もっと作るようにしよう。洗い物も好きなので、今日も俺が洗った。
 カフェオレと人魂のようなすあまと共に読書。入浴。日記書き。読書。寝る。こういう休日が、一週間に一度は欲しい。一日は生活の雑務を、一日は外出を、一日は家で過ごす時間を、つまり週休三日が一番適しているのではないか。