洋楽篇です。しかし、よく見ると邦楽も洋楽も、ありふれたセレクションかつ感想が凡庸と、なんで俺は書いているんだろうという気分になってしまったが、もう書いてしまったわけだし、俺の日記なのだから別にいいだろう、と誰に対してかわからぬ言い訳も添えておく。以下、ご興味ある方はどうぞ。
New Order『Get Ready』
確か田辺誠一とはながMCの頃の「トップランナー」のオープニングか何かで曲を使われていて知ったのが最初。ヘナヘナで、メランコリックで、でも輝いている音にときめいたのをよく覚えている。俺にとってのNew Orderはこれ。
Bob Dylan『Bootleg Series: Bob Dylan Live 1975』
Rolling Thunder Revue第一期のライブを収めた三枚組。音はもちろんだが、何よりこのディランの顔にシビれた。こんなかっこいい人なのか。そしてこの人からこんな自由でかっこいい音が生まれたのか、とも。
Sam Cooke『Live at the Harlem Square Club, 1963』
一聴してたじろくほどすばらしい。
The Strokes『Is This It』
本当に好きになったのは2nd『Room on Fire』からなのだが、これは当時「なんだこの音は」と思いながら、延々と聞いていた。いまだに何がどういいのか説明できないけど、やっぱりいいなと思う不思議なバンド。次の道は見えたのかね。
Red Hot Chili Peppers『Californication』
洋楽における俺の原点。この一枚で世界がグンと広がった。
Mando Diao『Bring 'em In』
まだ雑誌などに掲載される前(少なくとも俺は読む前)に渋谷HMVの試聴機で聞いて、「俺が見つけたバンド!」と鼻息を荒くし、初来日となるSummer Sonicにも彼ら目当てで参戦した。以後、凋みながら迷走しまくっているのが淋しい。いつの間にかグスタフも脱退しているし……再爆発を期待したいが。
Arctic Monkeys『Whatever People Say I Am, That's What I'm Not』
ここ10年でもっとも衝撃を受けたアルバム。カバーの男性を見て、「若いはずだけど、ずいぶんいかつくて、オッサンみたいだな」と思っていたら、実はメンバーの友人だったという話も衝撃を受けた。というか、友人なら彼も若いはずなのだが。
Bill Evans/Jim Hall『Undercurrent』
ジャズから一枚。ピアノとギターの旋律の美しさ、アートワークと完璧。
OASIS『(What's the Story) Morning Glory?』
問答無用の傑作でしょう。『Definitely Maybe』と本作がすばらしすぎて、比較するとそこそこ良作の他のが霞むというのがオアシスの不幸か。さすがに再結成の期待は薄くなってきたけど、どこかでもう一度を求めてしまう。