とりあえず三冊ほど。
飯島洋一『「らしい」建築批判』(青土社)。建築という分野は明るくないのに、いつも気になって本を手にとる。読んでみて、正直「なるほど」と思った事は少ない。さて本書だが、これもまたわからんとこもあったけれど、一気に読んでしまった。つまりそれほどおもしろかったのだろう。内容は現代建築家批判であり(特に安藤忠雄と伊東豊雄)、建築/芸術論であり、ある種の資本主義/革命論。新国立競技場問題がよくわかった。個人的に、安藤忠雄は一時期好きだったんだけど、ある時にふと疑問に思った事があり、それへの回答が書かれていたと思う。これでもかこれでもかというほどの固有名詞の乱れ打ちと引用はちとキツかったけど。
- 作者: 飯島洋一
- 出版社/メーカー: 青土社
- 発売日: 2014/08/22
- メディア: 単行本
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- 作者: 山本一生
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2014/07/16
- メディア: 単行本
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- 作者: ルー・バーニー,細美遙子
- 出版社/メーカー: イースト・プレス
- 発売日: 2014/08/20
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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