不発連合式バックドロップ

日記と余談です。

休日派溶鉱炉日記

 夏休みのおまけみたいな気分。最初と最後におまけがあるなんて、いい夏休みだな。洗濯をしてから外出。新宿のいつもの店でパスタを食して、ピカデリーへ。
 見た作品は『ファーナス 訣別の朝』。結構期待していたのだが……ちょいとハードな物語にアメリカの縮図を載せる構造の映画はありがちだけど、やりやすい割には難しいわけで、その典型的な失敗例かな。言いたい事もやりたい事もわかるけど、全てが中途半端で肩透かし。久し振りにケイシー・アフレックを見たけど、顔も声も佇まいもよかった。ケイシーが出ているところだけは、一段上だった。その他の役者陣もよくて、彼らの演技と顔で何とか支えられているが、しかし人物像が描けてない。無念なり。もしかして『ジャッキー・コーガン』って結構いい作品なのかも、とも思った。そもそも俺はわりと好きなんだけどね。
 ところで原題は『Out of the Furnace』で、「furnace」は溶鉱炉という意味。俺は「ファーナス」の意味がわからず地名かなと思っていたが、わかっている人にとっては「溶鉱炉 訣別の朝」となる。わけわからんタイトルだな。
 下北沢に出て、やなか珈琲で豆購入。焙煎している間は古本屋を覘く。今日は何も買わず。豆を受け取り、地元に戻る。新刊書店を回って、早い時間だが居酒屋で軽く夕飯を取る。帰って、早速買ってきたばかりの豆でカフェラテを淹れる。
 読書などでまったり過ごす。入浴。日記書き。読書。就寝。