ヴィクトル・ペレーヴィン『ジェネレーション〈P〉』 (東海晃久訳、河出書房新社)。〈P〉はペプシのP。はっきり言ってメチャクチャなのに、現実と地続きと感じられるからすごい。ソ連崩壊後の世界の進行と、文明(文化?)崩壊とを重ねて、果てに辿り着いた場所がまたえらいところである。ある種のメディア/広告/消費論でもあり。何だか足場が崩れていく錯覚が。ぐえ。
- 作者: ヴィクトル・オレーゴヴィチペレーヴィン,東海晃久
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