不発連合式バックドロップ

日記と余談です。

ちょっと前に聞いていた音楽

 最近はまた別のを聞いている。簡単な備忘録だけでも記しておく。
 Beady Eye『BE』。よくある2ndアルバム――つまり、前作よりも丁寧に作っていて、サウンドプロダクションはよくなっているんだけど、爆発力がない。原石の質はいいけどカットが悪い、みたいな感じ。好きなんだけど、聞いていると毎回途中で飽きてしまうなぁ。ノエルの方は過剰すぎて、リアムは足りない、となれば、まぁ望むのは言うまでもなく再結成になってしまう。いまだにね。
 ところで、アルバムジャケットは裸の女性でしかも乳首が出ているわけだが(下記画像の上)、The Strokesの『Is This It』は女性のケツ(横からの曲線美)がジャケットに使われたせいでアメリカでは変更させられたはず。本作はどうなんだろうとちょこっと検索したら、何の事はない、乳首が出ないように写真がアップになっていた(下記画像の下)。ずいぶん安易な方法をとったものだな。

ビー

ビー

Be

Be

 Goo Goo Dolls『Magnetic』アメリカンロックの代名詞みたいな音の鳴り。40分くらいで短めに、ビシッとキメている。ここ数作は迷走したが(それはそれで好きだけど)、そこから一転のストレートな作品でいいですね。彼らの『live in buffalo july 4th, 2004』はかなりいいライブ盤で、時々聞いている。
Magnetic

Magnetic

Live in Buffalo: July 4th 2004 (W/Dvd)

Live in Buffalo: July 4th 2004 (W/Dvd)

 Yeah Yeah Yeahs『It's Blitz』。初のヤーヤーヤーズ。本来はもっとパンクな音なんだろうけど(勝手なイメージだが)、本作はデジタル、ダンス寄りの楽曲が多めで、大人しいっちゃ大人しいが俺はこういう方が好きかも。歌がよく聞こえてくるし、シンセサイザーがいい。他のアルバムもそのうち聞く。
It's Blitz

It's Blitz

 Wire『Red Barked Tree』。名前は知っているけど聞いた事のないWireのアルバムですが、なんて言えばいいのかね。ギターロックで聞きごたえあるんだけど、表現に困る。というわけでファーストの『Pink Flag』も聞いてみた。彼らが「ロックでなければなんでもいい」という名言を放ったバンドなのは知っているが、それにしたってこんなふうにロックを切り刻んで繋ぎ合わせられるものかね。23曲39分、パンクの一つの究極形? 脱帽。他のも聞く。
Red Barked Tree

Red Barked Tree

Pink Flag

Pink Flag