不発連合式バックドロップ

日記と余談です。

日々勉強

 仕事で某大学で映画史を教えている先生に会った。話がたいそうおもしろく、「こんな講義を受けたかった」と思ったのだが、しかし考えてみれば大学時代に「こんな講義」は目の前にあった、いやまさに受けていたのではなかろうか。確かにつまらない講義もあったけれど、当時はとにかく理解する事(単位を取る事)に追われてその講義、学問のおもしろさまで行き着かなかった気がする。勿体ない事をしたものだが、当時の能力ではあれが限界だったのかも。あの頃に戻りたいとはほとんど思わないのだが、いまの知識と好奇心を持って学生時代を過ごしたいと思う事は時々ある。また勉強したい、というのはお利口な言い方かな。でも、歳を喰ってから大学に改めて行く人の気持ちがわかる。勉強って楽しいよね。仕事の隙間に、何か勉強しようかな。数学はやり直してみたい。