不発連合式バックドロップ

日記と余談です。

大雨の中

 K-1 WORKD MAX 2010に行った。久し振りの格闘技観戦が生だとは思わなかった。「平日、月曜にやるなーッ!」というヤジが飛んでいたが、同感だ。ハコは代々木第一体育館。試合カードはおろか、開催する事も今朝まで知らなかったのだが、ちょいとチケットが手に入ったので。
 今回は63キロ級のワンデイトーナメントと70キロ級の予選。70キロの選手は知っていたが、63キロの選手はほとんど知らなかった。煽りVがあるので、なんとなくはつかめてよかった。
 格闘技中継の場合、実況や解説が雑音にしかならないほどひどいのだが、ないと試合に集中できてよかった。知らない選手だからこそ、試合内容だけを見たい。
 70キロ級の試合はどれも少々退屈だった。長島☆自演乙☆雄一郎はEVAの使徒の恰好で入場。がはは、笑える。でも、試合はイマイチ。2-0の判定勝ちだったが、ちょっとひいきがあったように思える。負けてもいなかったから延長戦をすればよかったのに。
 63キロ級のトーナメントの試合はどれもすばらしかったが、特に決勝戦久保優太vs大和哲也は一進一退のシーソーゲーム。数ミリの差、一瞬の差の試合。ラストは相打ちのタイミングで決着という出来過ぎの内容。会場爆発、大盛り上がり。正直、こんなに盛り上がったK-1の試合は久し振りじゃなかろうか。大和選手は一回戦から目をつけていたのでうれしい。試合運びが玄人受けだけど。
 予想以上の大満足。会場を出ると雨も上がっていた。