不発連合式バックドロップ

日記と余談です。

休日派最後のお願い日記

 変な夢を見た。気持ち悪い。夢占いではどうなんだろうと調べてみたら、いい意味合いがありそう。でも二度と見たくないぞ。
 G冬舎のK城氏の講演に行く。主催者のH田編集長の悪口から始まり、TBSが何故駄目なのか、テレビ論からエンターテインメント、そして出版へと話がつながっていく。つきつめ過ぎな考えではあるが、納得できる。彼は常に恐怖と不安に脅かされており、だからこそ圧倒的努力をしてここまで来た。日常の小さな恐怖や不安を抱えてしまうところは俺もそうなのだが、K城氏は外に放出し、物量でそれをカバーしてきた。俺はというと、内に抱え、悶々と考え込んでしまう。K城氏は結果を出してなお前進中。俺は? うーん。
 興味深いお話。その他に石原慎太郎とのあれこれ、尾崎豊との付き合いなども。噂に違わず濃ゆかった。
 終了後、早稲田まで足をのばし、古書現世をのぞく。だいぶ前に注文した本を受け取り、向井さんと談笑。深刻な話をゲラゲラ笑いながら。当事者なんだけどね。途中、某ブログのU氏も来店。ちょっとお話。
 新宿の「らんぶる」で一休みしてから西荻へ移動。駅前に人だかりができていたので、何かと思いきや石原伸晃が「最後のお願い」中だった。選挙の「最後のお願い」を生で見るのは初めて。伸晃危うしと言われているが、どうなるかな。演説は思ったより盛り上がっていたが。杉並区民ではないので、適当に聞き流す。
 しかし今回の選挙は、演説をちゃんと聞いたり、政策を吟味する人よりも、演説を聞かない、マニフェストも知らない、だけど(よく知らないけど)自民党はどうかと思うので民主党かな、という浮動票がかなり多いだろうから、どんなに選挙活動しても自民党は駄目なんじゃないだろうか。
 仕事柄、真正面からまじめに選挙や政治と取り組まなければならないのだが(だいぶ偏ってるけど)、やればやるほど息苦しく、どんづまってくる。そして己の無力さも感じる。今回の「国民」の熱狂度合いと政治へのまじめなのに偏向した視線。自民も民主も、右も左も、なんだか気持ち悪い。政治を考え、一票を投じるのは悪い事ではないのに。民主主義からヒトラーが生まれた事を、妙に納得する。人間ってアホね。
 姉夫婦と居酒屋で食事。たらふく食って、ぼぼりでアイス。うまー。
 帰宅し、ネットでOASISからノエル脱退を知る。実は朝にはこのニュースを聞いていたのだが、いつもの兄弟喧嘩だろうと気にかけていなかった。結構、深刻っぽい。いい歳したオッサンが何してんねん。いや。いい歳だからやっちまったのかもしれんけれど。帰ってきてー。