不発連合式バックドロップ

日記と余談です。

休日派特別上映日記

 「サンデープロジェクト」に田中真紀子が出ていた。この人を見てると「藪から棒」という言葉を思い出す。何かあると出てきて、突拍子のない事をのたまうから。政策論議などの場では活躍しないくせに。よくこの人に外務大臣を任せたよなぁ。「アンケートはメディア主導だから気にしない」「国民もよく考えて」とは、時と場が違えば正論だが、オマエが言うなとはまさにこれ。新聞世論調査の支持率を今後口にしないのならまだしもねぇ。
 新宿ピカデリーは今日も大にぎわい。俺は『花の生涯梅蘭芳』を見に来たのだが、「特別上映作品なので2000円になります」と言われ、ちょっと驚く。『地獄の黙示録 特別完全版』もたしか2000円だったが、あれは3時間53分という異常な上映時間だったからだ。一日3回しか上映できない。『花の生涯』は2時間47分で長いとはいえ、『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』と同じだ。たまったポイントも「特別上映」だから使えないという。何が、どう「特別」なのか聞きたかったが、シネコンの受付姉ちゃんが答えられるわけがないし、マニュアルにそったやりとりをするのも癪なのでやめる。
 『ロング・グッドバイ』新装版が欲しくなるが、「俺はチャンドラーよりも、ロスマクが好き」という上司の言葉を思い出し、ここは未読を選ぼうとロス・マクドナルドを一冊購入。
 夜、枕もとの積読本を整理。ちょっと積み過ぎなので、読んでいかねば。