不発連合式バックドロップ

日記と余談です。

炎のごとく志を語る

 立川談志吉川潮『人生、成り行き―談志一代記』読了。談志自ら正面から半生を語った、「遺言」のようなインタビュー本。思ったより刺激は少なめだったが、円蔵、円楽、志ん朝との四天王時代のエピソード、参議院選挙からの政界裏話、落語協会分裂の内幕あたりの話は読み応えあり。中でも志ん朝とのやり取りは秀逸。もうちょい、談志、志ん朝をはじめとして落語を知ってから読まないといかんかったかも。

人生、成り行き―談志一代記

人生、成り行き―談志一代記