不発連合式バックドロップ

日記と余談です。

今はまだフィクション

 とり・みき冷食捜査官を読む。近未来、合成食料が一般化し、冷凍食品が違法になった世界。主人公は農水省につとめ、違法冷凍食品を取り締まっている。SFハードボイルドギャグマンガという、未知の世界。破綻している事なく、ちゃんと出来上がっており、名人芸と言えるほど完成されている。
 第一話はなんと91年に描かれている。足かけ17年かけての一巻なのだが、全く絵柄が変わっていない。アシスタントがたくさんいる漫画家ならともかく、(たぶん)ほとんど一人で作業している漫画家でこれは凄いなぁ。
 おもしろかった。続きも読みたいが、2巻が出るのはいつになるやら。
 同じころに買った『DAI-HONYA』もぐーだったが、『冷食捜査官』の方が好みだった。

冷食捜査官(1) (モーニング KC)

冷食捜査官(1) (モーニング KC)

DAIHONYA (アスキーコミックス)

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