不発連合式バックドロップ

日記と余談です。

爆笑の夜

 昨夜、「我らの高田笑学校 しょの27」へ行った。場所は紀伊國屋サザンシアター
 高田文夫がプロデュースしているお笑いイベント。旬な芸人も出れば、見た事も聞いた事もない芸人も出る。立川談志も出た事あるし、ツービートがシークレットで出た事もある。その時、満員どころの騒ぎじゃなかったらしい。うーむ、その場にいたかった。
 今回のラインナップは、東京ダイナマイト松村邦洋モロ師岡博多華丸・大吉、そして浅草キッド。噂では最近の高田文夫のお気に入り、タカアンドトシも呼んだそうだが、スケジュールが合わなかったとか。
 松村は相変わらずぐだぐだ。それが良い。あからさまにカンペを見たり、だだ滑りだったり。「電波少年」の頃より好きかな。
 モロ師岡って芸人だったんだな。何というか昭和の一人コントというか。哀愁漂っていた。ネタはまぁまぁ。
 浅草キッドはここでしか漫才をしない。高田文夫の病気で一年間「学校」が開催されていなかったので一年ぶりという事だ。ちょっと気負い過ぎ、というか時事ネタ入れ過ぎかな。定期的にやっていない分、溜め込んでしまったようだ。ネタを繋ぐのに精一杯で、「笑い」という点ではイマイチ。特に今回は下ネタが多過ぎた。たまにならいいけど、多過ぎると辟易してしまう。ちょっと残念。
 博多華丸・大吉の長めの漫才は初めて。児玉清の物真似でブレイクしたので一発屋に思われそうだが、いやはや、二人とも喋りが達者で、漫才そのものが上手かった。もう芸歴16(17?)年なんだな。さすが。一発では終わらない。また見たい。
 個人的ヒットは東京ダイナマイト。「誰でもピカソ」で初めて見てから好きだった。何というか、人を喰ったネタで、微妙(絶妙)な間がたまらない。今回のトップバッターだったが一番笑った。
 最後に全員集合し、高田文夫を中心としトーク。そこでは高田文夫の話術が炸裂。切り替えとか比喩とか突っ込みが上手いなぁ。この人の文章もいいんだよな。
 終了後、会社の人と新年会をかねて居酒屋で食事。んまくて喰い過ぎた。そして笑い過ぎた。疲れた。深夜帰宅。
 楽しい夜だった。