不発連合式バックドロップ

日記と余談です。

すれ違いの純情

 書いた通り深夜に帰ったので亀田興毅クン(19歳)(19歳?)(アノ顔で?!)のボクシング・ライトフライ級タイトルマッチが観られなかった。仕事中にメールで結果を知り、帰る時に乗ったタクシーの運転手さんに詳細を聞いた。ひどい判定だと。帰って、疲労困憊だったけどネットで情報を収集したら、各所で大荒れの模様。これは愉快だ。2時間半も放送時間があって、大晦日にもう世界戦を予定していて、最後には大オチが待っていた。大仕掛けのドッキリ番組かよ、TBS。
 ま、 ホームタウンデシジョンは今に始まったことではない。判定で自国の選手が勝ったのに文句言うのは日本人ぐらいだ、という話を聞いた事がある。それにしたって、TBSに抗議の電話をしてもしょうがないと思うんだけどなぁ。
 間違いなく「不可解な」「疑惑」の判定なんだけど、別にいい。問題なのは亀田が喜んだ事だと思う。よく亀田は辰吉と比べられるけど、辰吉だったらぷらぷらと手を左右に振って「いやいや俺の勝ちでじゃないよ」とやると思う。実際、辰吉は僅差で(でも確かな)勝利でも、「俺の負けや」という態度を取っていた。亀田クンが品がない、という事を如実に表した光景だった。まだ世界チャンピオンの器じゃないのになっちゃうと後が大変だろうな。毎回毎回、強いやつと戦わないといけないんだから。果たして亀田クンはやっていけるのだろうか。楽しみだ、意地悪な意味で。
 この試合が観られなかったのは何でもないが、T-BOLANの姿を観られなかったのは至極残念。観た人によると、あんなにひどい「君が代」は聞いた事がないとの事。何をしているんだか、じれったい愛。