不発連合式バックドロップ

日記と余談です。

新PC

 会社PCが新しくなった、故障していないが三年ごとに交換するという、前会社のケチとは雲泥の差である。データ移行及び使用ソフトのダウンロード、その他細部を自分仕様にすべくチコチコと作業を進めていく、面倒ではあるがこれはこれで嫌いではない、嫌いではないけどそれなりに時間と手間を喰うのでこれだけで今日は切り上げたかった。最後までwordやexcelなどofficeのソフトを使用中に出てくる予想変換が消えなかったのがイラつく、こんなもんいらんし、消えるようにしておけよ、何とか処理できないだろうか。そんなわけでニューPCである、家のPCも買ってからそれなりに経つし、最近挙動が不安定なので買い替えを考えねばならない、今度はどれにしようか。腰の痛みは昨日よりはずいぶんマシになった。

Yo,two

 腰が痛い、正確に言うと右後ろ腰のあたりが痛い、筋を違えた感じだ。会社で書類をプリントアウトして、プリンターへ向かおうと立ち上がったら、ズキッと痛んだ、重いものを持ったわけでも勢いよく立ったわけでもなく、グギッという音もしなかった、静かに痛くなっていた。どうしたんやと思うも何かできる事もなく、ぶつくさ言いながら時折筋を伸ばす、伸ばすと痛い。普通に歩けるし何ならそれなりに重いものも持てるが痛いものは痛い。腰に限らず、どこが痛いここが痛いという時は、その痛さが些細なものでも気にかかるので他の事に気がいかない、それがいい時もあったりする。とりあえず薬を塗って寝る、明日どうなっているやら。

休日派読書日日記

 十時頃まで寝てしまう、居間に行き窓を開けたら熱風が吹き込んできた、暑い、だが室内は幾分涼しいのでホットのカフェラテを淹れる。曇天かと思ったら晴天で、家から出ないつもりでいたがぶらぶらと外に出る事に。家から駅までの間にあるイタリア料理の店に初めて入る、値段も味もなかなかよいが量が少ない、でもまた来るだろう。晴天だからと外に出たのに、ファミレスに入ってドリンクバーと読書時間に。二時間ばかし過ごしてから退却、帰宅、再び読書。夕飯(豚の味噌漬け、ブロッコリーサラダ、人参サラダ、白米、長芋スープ)を喰って、暑かったが冷房をつけてホットのカフェラテ、さすがに汗を掻く。Netflixで料理ドキュメンタリーを少し見る。入浴。日記書き。読書。寝る。今日は本ばかり読んでいた。

休日派昼飯は天丼日記

 昼過ぎに古本屋をのぞいたら、少し前の日記でたまたま言及した斎藤龍鳳の『なにが粋かよ』を見つける、手にとって開き、巻末の年譜の最後を見ると引用した通り書かれていた、値段を見たら手頃だったのでこれも縁だと購入。

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 公園を散歩し、チャイを飲み、本屋をのぞいて、映画を見る。映画は『アド・アストラ』で劇場は吉祥寺プラザ、ここはいつも不思議な作品選びをする、『名探偵コナン』や『トイ・ストーリー』などアニメをやったかと思えば、『ハンターキラー 潜行せよ』や『さらば愛しきアウトロー』などの渋い作品も上映し、今回のように『アド・アストラ』『キングスマン』のような大作も上映する、それらの選び方が絶妙にうまい、いまだ指定席でもなければネット予約もできない場末の映画館として長生きしてほしい、ここで上映されるものはなるべくここで見る。

 味噌ラーメンを喰って帰宅、家に着く頃にちょうど雨が降ってきた。カフェオレを飲みながら読書。風呂に入り、日記を書いて、また本を読んで、寝る。

休日派喜寿日記

 夜、都内某所で上司の誕生会、と書くと毎年やっているようだが今年は喜寿、それでもまだまだ現役で働いているのでそれを祝した会である、めでたい、しかしよう働くよな、前に書いたように仕事が趣味であり人生のような人なので止まる時は死ぬ時なのだろう、いつまで付き合えるやら。ささやかながら楽しい宴、うまいメシ。途中、出席者一人ずつのスピーチがあって、俺は話芸がないし、特にネタもないし、冷たく薄情な人間なのでふんだんな思いを込めた言葉も出せない人間なので、ふわふわっとした曖昧なその場を冷まさない程度の話をして終わらせた。こういう時に使える小話やネタをいくつか持っているといいのだろうが、そもそも「こういう時」なんて滅多にないので、まぁいいかと喉元過ぎたら忘れてしまう。

前社長

 半分仕事の某会に出たら、遠くの方に揉めた末にというか喧嘩別れしたというか、円満ではない形で辞めた前会社の社長の姿が見えて、つい顔を背けて逃げようとしたが、いや待てよと立ち止まった。以前新宿ピカデリーでもすれ違った事があり、そこでも面倒だからと顔を合わせるのを避けたが、狭い業界、今度もどこかで遭遇する可能性は十分ある、悪い事をしたわけでもないのに何故俺が避けねばならないのだ、そう思い返して、ズンズン近づいて肩を叩き、振り向きざま「お久しぶりです」と挨拶。驚いた顔をしたがさすがに人前で感情を表に出さず、「おお、久しぶりだね、元気?」と社交辞令、こちらも応じて短い会話。このまま「映画館では何をご覧に?」などと会話を続けてやろうかとも思ったが、他に相手もいるようだし、続けたところで何も得をしないので切り上げて、「ではまた、どこかで」と思ってもいない事を口にしてその場を離れた。さすがに少し気負っていたのか疲れたが、顔を見た時の一瞬のウッという驚いた顔が見られたので満足である。

2018年9月下旬の日記

 一年前の今日、カミさんが病気で倒れて即日入院をした。そこから年明けまでの三ヵ月はとにかくしんどくて、自分の人生でもっとも辛い時期だった、死にたくなるような悩みはないし、大きな難題を抱えているのでもないし、そもそも病気になったのは俺ではないのだけれど、公私の事情から少しずつ己の心身が蝕まれていくのが目の前で見えているのに止められない、そんな心境で過ごしていたのだ。この時の事や心境を自分なりに記録、備忘録として書いておいた方がいいな──そう思って、カミさん入院中の手書き日記を元にポメラに認めておいたのが今年の一月下旬だったのだが、実はその後の三ヵ月が年末以上にしんどい、今でもちょっと思い出したくないくらい、心身ともにヤバイ状態になるとは書いているこの時は露とも思わなかった。以下、そのポメラにあったデータに手を加えたものである。特にヤマもオチも教訓もないけれど、発病から一年の節目なので何となく公開。

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