不発連合式バックドロップ

日記と余談です。

四々

 数日前から投与の始まった、これまでと違う、新しいらしい、ややお値段の高い薬が自分へのプレゼント(回数が決まっていないのが心配)となりました、世界の名優・真田広之、ナイスガイ名優・ヒュー・ジャックマン、初代美食アカデミーの主宰・鹿賀丈史本格ミステリの雄・島田荘司、そして特に何者でもない現在不調真っ只中の私の誕生日でした。新薬よ、効くよな、効いてくれ。というか、もう効いてきている気がするので、このまま治るのだと思っています、治らんかい。

 まぁ改めて書く事ではないかもしれないが、しかし改めて書くのならばそれは一つだけ、健康回復に勤しみたい四並びです。発症(発覚)から二年経って、途中は一進一退ではあったものの、結局回復せずに今に至るのだからやれやれと嘆息せざるを得ません。されど、この一年を振り返れば上半期に結構な大仕事を成し遂げた事は自分への自信になったり次へのステップができたりで悪くない時間でもありました。どうしても病気に意識がいってしまいますし、実際に蝕まれているけれど、他の時間だってちゃんとあるのだと記憶に刻んでおきます。そして、たった数日前ですが、己は病人なのだという自覚はわりと気持ちを新たにさせて「漂えど沈まず、和して同ぜず」「死守せよ、だが軽やかに手放せ」をより実践できるようになった気がします、何の根拠もありませんが。「これでいいのだ」の軽さも持って。