不発連合式バックドロップ

日記と余談です。

とうに歳をこえて

 寒くなってきたので風呂がいよいよ気持ちよくなってきた、冬の風呂はいい、年々好きになっていくーーといった事が描かれていたのは高野文子るきさん』だったはずだと風呂上がりに本棚から出して確認をした。持っているのはちくま文庫版、いつ以来だろう、あったあった、「あー」と言いながら冬の風呂に入っていた。数年前に『るきさん』イベントがあったよなとまた思い出したので検索、複製画とグッズを展示と販売していた*1 。漫画連載時で三十代、イベント時で「るきさん、今では60歳」(高野文子コメント)、きっといい歳の取り方をしているだろう、まだナポリにいるのかな。とうにるきさんとえっちゃんの年齢をこえてしまって、こんなふうに生きたいねとまた思ってしまって、じゃあいまからそうするか、冬の風呂も好きなんだし、という心持ちになったので、やっぱりいい漫画だな。