不発連合式バックドロップ

日記と余談です。

雑音

 居間のテレビで『ゼルダの伝説BotW』をプレイしているので、横にだいたいカミさんがいる。こちらがプレイしている間、本を読んだり、iPadで何かを見ていたりして、時折り私と雑談をしているのだが、最近はPCをカタカタしている事が多いので、何をしてんのと聞いたら仕事だという。仕事中の人の横でゲームもなぁと思い、やめようかと言うと、いや構わない、むしろ捗るからやっていてくれとの事。このゲームの音楽はささやかな音なうえに環境音みたいなもので、聞いていて落ち着くそうな。ボス戦などで音楽が代わるのも別にBGMが代わるのと同じだし、時々一息ついてプレイを見るのも悪くない。そういうものだろうか、私だったら気が散りそうだけど、と思ったところで気がついたが、プレイヤーである私の「なんだこれ」「このやろー」「ぬわーー」といったぼやきやプチ叫びこそが気になるのではないかと聞いてみたら、それも別に気にならないという。周辺に雑音があった方が集中できるタチなのかもしれない。カミさんの仕事のために、ずっと横でゲームをしてあげるのもやぶさかではないけど残念ながらそれはできぬ社会である。