2022-02-28 文旦の黄色 雑記 歩くのが早い 風呂上がりのカミさんが言ってきた。今日も風呂に文旦の皮を入れたのだった。「文旦の事をどう思う?」 「どうって?」 「龍さんは文旦の、あの黄色に何を思う?」 「黄色に、何を」 「おいしかったなとか、皮をお風呂にいれて気持ちがいいとか、猫が嫌がるとか」 「文学的な問いかけに思えたが、即物的な例だな。君は何か思ったのか」 「満月です」 「満月」 「黒猫の横に置いたら、夜と月」 それから我が家では文旦は月になりました。