不発連合式バックドロップ

日記と余談です。

詩を読み出す

 一昨年末から歌集を何冊か買っていて、時折り開いては数首読んで閉じてそのうちまた開く、といった読み方をしていて、そこからちょっとした理由もあって、詩にも手を出し始めた。だがこれまで詩は散文に引用されている一説などを読んでその強さを感じていたのだが、その詩全編となると読み方がわからなくなってしまう。中原中也くらいは読んでいる、あと正岡子規も。他にも詩集は何冊か読んではいる。まずは詩を扱った本を読もうと選んだのは四方田犬彦『詩の約束』(作品社)。基本は現代詩だが日本だけでなく様々な国の詩やその読みが書かれていて、おもしろく読んだ。ここを出発点にしてみよう。あとは気になったのを手に取る。とりあえず、いまはエズラ・パウンドについて書かれた本を読んでいる。