不発連合式バックドロップ

日記と余談です。

レノン・マッカートニー

 今日は没後四〇年という事でジョン・レノンがあちこちで話題となっていた。ジョン・レノンの死は俺が生後二ヶ月の時の事で、ビートルズファンの母はその一報をテレビで知った時に抱っこしていた俺を危うく落としそうになったという、「ジョンの命日があんたの命日にもなるところだった」と後年笑って話していた。一緒にニューヨークに行った際にはダコタハウス前で母の写真を撮ったのだが、よくよく考えたら憧れの人の死んだ(撃たれた)場所で記念撮影をするというのはいささか愛がねじ曲がりすぎた行動のように思える。もっとも母はジョンよりもポール・マッカートニーの方が好きだったそうだが。父のどこがよかったのかと聞いたら「顔」と即答され、若い頃の父の写真を見たらちょっとポールに似ていた。その息子の俺は似ていなくて、それもそのはず母似だからなのだが、そうすると母もアダム・ドライバーに似ているのかなと思って写真を見ると、似ている気がしてきた。