有名無名に限らず、わりと好きな書き手の人がpodcastやYoutubeでの配信を始めており、つまり文章・テキストではなく喋りのコンテンツを作成していてそれはそれで喋り芸があるわけだから違うおもしろさがあるのは重々承知していて、実際いくつか聞いたりしているけれどしかし俺はあなたの書くものが好きだったんだけどなぁと寂しく思う事が増えている。これはいつかに似ている、ブログが更新されなくなって、されたと思ったらTwitterの投稿まとめだったあの時のガッカリ感だ。そのうち先祖返りのように長文がブームになる事があるのだろうか、「文章を書く」は思った以上に向き不向きがあるからな、また「日記を書く」はそれ以上にという事は以前書いた。いまも一応noteがあるけど、あれはあれで一種独特の雰囲気のある場で俺はちょっと馴染めない、購読しているマガジンもあるけれど。「書く場」に馴染む馴染まないがあったとして、ではこのはてなに俺が馴染んでいるかというとわからない、もう十五年くらい書いていてここだと思うのと同時に場違いな気もしている、だけどこれは書く場に限らず実際の生活でもそうなので、結局またどこにも馴染めず途方に暮れている俺という話になりそうで、俺は俺の事を書くのが好きだなぁと俺がうんざりする結論で今日は終わります。
