不発連合式バックドロップ

日記と余談です。

寿司の思い出

 接待会食で寿司屋に行った、オトナの香り、オッサンが何を言っているんだか。寿司屋に来るたびに思うが野菜が全然ない、そもそもはファストフードだったから栄養バランスなんざ知るかというまま現在に至っているのだろうか。酒を飲まないので最初から握ってほしいが接待なのでつまみから。ところで高校の寮時代、誕生日のやつがいると管理人のオバサンが夕飯に安っぽいが寿司をとってくれて、いまからすれば高校生にはちと渋い食事の選択だ。同級生で「生魚だめなんですよ」というやつがいて、どうするのかなと思ったら特に対応せずにそいつの誕生日も他の人と同じように寿司を出し続けていた。誕生日なのに飯が喰えない、他人の誕生日でも喰えないという理不尽かつ悲しい状況が三年間ずっと続き、もはや笑うしかなかった。いまも集まってそんな話をして笑う。寿司を喰うたびにそれを思い出す、という事は結構な頻度で思い出している、たぶん忘れる事はない。